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岩田てつや通信Vol.3
9月14日(土)、岩田てつやの県政報告紙Vol.3を発行致しました。
今年の3月に発行したVol.2以降の半年間に至る岩田てつやの活動について、ご報告させていただいております。
今朝の新聞折り込みをご確認いただけますと幸いです。
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心のままアートプロジェクト
2024年7月13日(土)
この日は、沼津市にある「サンウェルぬまづ」にて『NPO法人こころのまま』さん主催によるアートワークショップに娘が参加させてもらいその見学に行ってきました。
このワークショップでは、県東部地域の特別⽀援学校の在校⽣や卒業⽣、⽀援学級の児童⽣徒など、障がいを抱える人たちが、⽥⽅農業⾼校ライフデザイン科セラピーコースや沼津⻄⾼等学校美術部等、地域の学生のサポートを受けながら、アートによる自由な表現活動を通じた交流を目的としており、グループとなって表現を引き出したり、掘り下げたりすることを一緒に楽しみ・考えることで、お互いの理解を深めています。
このワークショップは、障がいのあるなしに関わらず子どもたちが開かれた社会を学ぶことができる大変貴重な機会だと思い、その様子は大変勉強となりました。
ワークショップ閉会時のファシリテーターの方からの総括の中で、自分のことをアートで表現できる素晴らしさを知ってもらうと同時に「言葉」の素晴らしさを改めて感じてほしいという話がありました。
線や色、形といったアートを通じて他人が伝えたいことを受け取るためには、先ずは自分が知ろうと集中することが重要で、これが言葉になると疎かに成りがちとなる。だから、先ずはしっかりと『聴く』こと。そして相手の立場に立って丁寧に言葉を選んで伝えることが大切という内容でした。
今の仕事は、『聴く』ことや『伝える』ことがとても重要です。この日、このタイミングでこんな話を聴けたのは啓示のようなものだと受け止め、これからの活動に活かしていきたいと思います。
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北九州食肉施設視察
2024年7月11日-12日
令和8年4月に菊川市で新たな食肉センターの建設が予定されています。
新食肉センターの安定運営のため副産物を含め販売価格を上げる方法を模索する必要があることや新食肉センターは、公設公営のの『指定管理者方式』を採るため既に行われている食肉センターからその運営方法を研修し静岡方式を構築することを目的として視察に行ってきました。
〈11日〉
この日に視察した福岡県の大宰府市にある『JA全農ミートフーズ九州事業所』は、JA全農の100%出資子会社。JA全農ミートフーズは事業所及び営業所を北海道から沖縄、更には海外まで営業所を持ち、直営店として精肉店や外食店がある。
九州事業所の大きな特徴として『廃棄ゼロ』を目的として、独自のオペレーションにより食肉センターからその日に採れた新鮮なホルモンを福岡県築志市にある直営店にて消費者に提供している。
静岡県の食肉センター事業でもこういった可能性の調査も目的の一つであったが、運営上のメリットやデメリット、要点といった普通なら聴けない具体的な内容を教えていただき大変参考になった。
〈12日〉
この日は、長崎県の佐世保市にある『佐世保食肉センター㈱』を視察しました。
同センターは、平成18年に佐世保市の指定管理を受けており、18年間もの実績がある指定管理者から指定管理の大変貴重なメリットやデメリットを具体的に聴くことができました。
その中でも「指定管理は民間のやり方でアイデアと技術でコストを下げることが重要」だというお話が印象的でした。
こちらで抱える問題も聴くことができましたが、やはり『従業員の高齢化』と『新入社員の不足』が深刻だということでした。
特に食肉を切り分ける「カット」という作業があるのですが、この作業を食肉センターでかなり細かく行われることが通常となったことで、この技術者の育成ができないことは、食肉センターの運営そのものが立ち行かなくなるということでした。
仕事の仕組みを作る上で属人化業務を減らすことは大切なことですが、この『人』にしかできない技術の素晴らしさや価値を多くの若者に知っていただき、生涯に渡って必要とされる技術者を目指していただきたいものです。
二日間の弾丸視察でしたが、静岡県の新たな食肉センターの建設と建設後の経営を正確に審査するための学習として大変参考となった視察でした。
また、食肉業界そのものや業界問題等をこれからもっと学ぶためにも、この度の視察先でお世話になった皆様との関係をこれからも大切にしていきたいです。
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第23回函南町有機農業推進協議会設立準備会
2024年7月9日(火)
この日は、函南町役場で「函南町有機農業推進協議会設立準備会」が開催されました。
参加者お一人お一人が慣行農法との共存共栄や有機農業による新たな農業の未来を創造していく方法を熱く議論していました。
何かを始めるときには「熱い想い」こそ何より大切で、きっと良いスタートがきれるはずです。
現在、日本の農業は、農業者の高齢化、労働人口の減少による担い手不足、農産物価格の低迷、そして耕作放棄地の増加等の様々な問題により衰退の一途をたどっています。
農業に限らず、全ての仕事で同じ問題が起こっています。
こちらの準備会に参加している方達のように、作る物には絶対的な自信があり、更には「働く人」や「買ってくれる人」に焦点を当て、自らが選ばれようとする姿勢は、どんな仕事でも学べるものがあると思います。
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令和6年度 伊豆湘南道路建設促進期成同盟会
2024年7月8日(月)
この日は、静岡県議会6月定例会が無事に閉会し、直ぐに静岡県庁から神奈川県小田原市に移動して、小田原市生涯学習センターにて『令和6年度伊豆湘南道路建設促進期成同盟会総会』が開催され参加してきました。
伊豆湘南道路は、首都圏と中部圏の交流を促進するだけでなく、我が国の大動脈である東名・新東名高速道路と一体となり、強靱な広域道路ネットワークを形成する路線として、産業振興、観光交流及び災害時における救援ルート等多くの効果が期待されています。
また、函南町としても、仮称でありますが、伊豆縦貫自動車道と伊豆湘南道路を繋ぐ函南ICの該当する区間は、長らく渋滞が問題視されており早期事業化を要望しています。
何より、今年の元旦には甚大な被害をもたらした能登半島地震を受け、人命を救い、被災した方に必要な物資を届けるために、迅速かつ強靭な道路が必要不可欠であり、伊豆湘南道路の必要性を静岡県としても要望しています。
これまで要望活動やシンポジウムへの参加の中で、何度も要望を伝え続けることや事業に関りを持つ全ての人たちの理解を深める活動で地域の機運を高めることは、事業の大小に関わらず重要な活動だと改めて学びました。
静岡県の明るい未来を創り上げるためにも、これまで以上に多くの皆様との連携を深め、共に考え・実行することが必要であり、小さくとも実績を着実に積み重ねていくことが大切だと思います。
県議会議員としても、安全安心なまちづくりの一助となれるように、今後の活動でより一層頑張らせていただきます。
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静岡県議会6月定例会閉会日
2024年7月8日(月)
この日は、静岡県議会6月定例会閉会日でした。
本年度、私の所属する産業委員会では、大石健司委員長から以下の内容の『委員長報告』がありました。
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産業委員会における審査等の概要と結果について御報告いたします。
今回、当委員会に付託されました案件は、第109号議案『損害賠償請求事件の和解について』で、あります。最初に、経済産業部及び労働委員会関係から申し上げます。
まず委員から『大阪・関西万博の自治体参加催事において、3日間で5390万円を予算化している出展内容』についてただしたところ当局から「前回のミラノ万博の実績を参考に9,000人の来場者を目安として、VR体験等により本県の豊かな自然や食、文化をPRすることで、県産品の消費拡大や観光誘客につなげていく」「制作した映像は、出展終丁後も県ホームページやSNS等を通じて県内外へ情報発信し、本県への誘客等を図っていく予定であるが、詳細については今後委託事業者と調整していく」との答弁があり、これに対し委員から「万博開催まで1年あるため、本県への経済効果や目標を明確化し、内容を充実させていただきたい」との意見がありました。
次に、今年度から始まった『中小企業等収益力向上事業費助成』への応募件数212件に対する評価についてただしたところ本補助金の前身である『経営革新計画促進事業費』助成の令和5年度の補助件数73件と比較すると大幅に増加。この補助金の最大の特徴である「補助事業計画策定における商工団体や金融機関の伴走支援を必須としたことにより、多くの企業から需要があったと考 えている」との答弁がありました。
次に、海外での需要が高まる茶の輸出に関し『小規模な茶農家や茶工場への輸出支援』についてただしたところ「茶の輸出は、海外バイヤーが求める品質の製品を提供するため、茶商と茶工場の連携が重要である」「このため、Cha OIプロジェクトでは、輸出向けの茶葉生産を拡大するため、茶商とともに輸出に取り組む茶生産組織と個々の農家のマッチングを促進するとともに、県が設置する海外のサポートデスクを通じて各国への輸出ルール等の情報を収集し輸出を進めている」さらに「国や県の補助金により茶樹の植え替えや輸出向け栽培体系の転換を支援している」との答弁がありました。
その他『静岡県立工科短期大学校における学生募集の取組』『環境負荷低減に係る有機農業の取組内容』『森の力再生事業の進捗状況』などについても質疑等がありました。
次に、企業局関係について申し上げます。
『能登半島地震における水道管等の復旧支援活動を通じて明らかとなった課題への対応』及び『浄水場等の耐震化』についてただしたところ「復旧活動においては、漏水調査や通水作業を的確に行うことができる水道技術者の確保が重要であり、熟練職員による水道技術の継承を進めていく」「また、企業局が所有する浄水場等の耐震化については、耐震計画に基づき着実に整備を進めている」との答弁がありました。
その他『企業誘致に必要な工業用地掘り起こしのスキーム』『経済的な側面も踏まえた脱炭素化への取組状況』などについても質問等がありました。
以上が当委員会における審査等の概要でありますが、結果といたしましては、議案第109号は全員一致をもって「原案通り可決すべきもの」と決定しました。以上で委員長報告を終わります。
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6月定例会は、鈴木康友新知事誕生後の初めての定例会であったり、常任委員会では1期2年目で副委員長を拝命したりと初めてづくしの大変緊張した定例会でした。
知事選の争点にもなっていましたが、今年度は「浜松新野球場」や「リニア中央新幹線」の問題解決が大きな課題となるでしょう。
思い起こしてみると私が議員となって初となる昨年の6月定例会では、静岡県政では50年ぶりとなる知事不信任決議案が提出される事態となり閉会は深夜にまで及びました。
6月以降の9月、12月、2月の定例会でも前知事への不信任を常に追求した一年だったように思います。
この度の6月定例会では、緊張感は高かったものの粛々と進行し、気付いたら閉会日を迎えた印象です。
恐らくこれが通常のことだとは思いますが、環境が変わっても困りごとを抱える静岡県民のためにも純粋に鈴木康友知事の提唱する「幸福度日本一」を静岡県民が体感できる県政運営に携わっていきます。
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県河川整備
2024年7月7日(日)
この日は、日ごろから函南町内を流れる県河川である「来光川」と「柿沢川」を整備して下さっている、大竹区と丹那区の堤防草刈りに参加してきました。
大竹区では、函南町の産業遺産となっている『川隧道』の下流側の堤防草刈りを行いました。
大竹区は昨年度に『リバーフレンドシップ』に加盟いただき、その特典である用具の貸与として草刈機2台、二段梯子、クーラーボックス、草刈機の刃、燃料を受け取っていただきました。作業する皆さんの負担が軽減できるように有意義にご利用いただきたいです。
大竹区の草刈りも目処が立ち、そのまま丹那区に移動しました。
丹那区では「西方地区」が管轄している柿沢川の堤防草刈りを行いました。
これまでは低水路と呼ばれる川底を歩きながら川の中に生える草を刈っていたようですが、今年度は県と相談して「堤防敷」のみの草刈りとなりました。
その分だけ「西方地区」は早く終わったので「下丹那地区」→「名賀地区」の順で草刈りを手伝いに回りました。
どの地区も初めから終わりまで手伝えたわけではありませんが、大雨が降った際に水が溢れる箇所やその様子、要望等を現場の生の声が聴けたのはとても良かったです。
本年度は丹那区でも「リバーフレンドシップ」への加盟を前向きに検討いただけるとの事で嬉しかったです。
この日の体験をしっかりと県政届け、地域の安全安心に繋げていきます。
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6月定例会常任委員会1日目
2024年7月1日(月)
この日は、6月定例会常任委員会が開かれました。
本年度の私の常任委員会の配属は「産業委員会」となり、副委員長を拝命しました。
産業委員会は、農林水産業や商工業をといった働く人たちを支援する県の仕事の調査や本会議から付託された議案や請願・陳情の審査を行います。
私は自動車業界に30年以上関わり、商売もしてきた人間として、その経験や感覚が一番活かせる委員会だと思います。
昨今の様々な分野での技術の進歩、進化はまさに、目まぐるしく激変しています。
その中でもテクノロジーに任せるもの、これまで通り大切にし続けるものの見誤りが起こらないように注意する必要があります。
一見、時代の変化についていけないと諦めてしまう会社や人が持っているものにこそ唯一無二の価値があることだってあります。
これまでの常識では頭打ちとなった瞬間にこそ視野を広げ、すぐ隣の別の仕事の中にチャンスが眠っているかもしれません。
県職員の皆さんは大変優秀です。そんな皆さんが組織されている部局同士の連携をこれまで以上に柔軟に図ることにもこれからの県政には必要なことかもしれません。
素晴らしいものを持っている組織や会社、人同士を結びつけることができる活動にも力を入れていきたいです。
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令和6年度函南町水防訓練
2024年6月30日(日)
この日は、函南町の肥田簡易グランドで『令和6年度函南町水防訓練』が開かれました。
訓練では、土嚢拵え・改良積み土嚢工法・消防署による水害時の対応講習・模擬火災中継訓練が行われ、土嚢拵えは実際に私も参加しましたが、古巣の消防団の現役団員に負けないように頑張りました。
異常気象によって激甚化し、つい最近の大雨でも函南町では被害に遭ったご家庭や会社もあります。
団長や消防署長とも話をしましたが、災害対応の経験豊かな皆さんでも想像がつかないスピードで増水するという事でした。
減災・防災について今一度見直しをして大きな被害が出る前に速やかに対策を講じなければならないと感じました。
明日以降に県からもアドバイスをいただき、これまで町内では経験の無い新たな取り組みを探し、今より少しでも町民の安全安心を担保できる情報の橋渡しに注力したいです。
しかし、減災・防災の基本は『自助』で、この日のような防災訓練には県民・町民の皆様は積極的に参加していただき、ご自身や大切な人のためにも知識と経験を積み上げていただきたいです。
貴重な経験をさせていただきましたが、この日までの準備や防災訓練を指導、披露してくださった消防団員の皆様、消防職員の皆様、今年度より新設された「地域安全課」を中心とした役場職員の皆様、本当にありがとうございました。
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6月定例会(5日目)
2024年06年27日(木)
この日は、静岡県議会6月定例会5日目で一般質問最終日でした。
天野多美子 議員(静岡市葵区)一般質問
2.最近の消費者被害の傾向と被害防止対策について
3.教育分野でのSPACの積極的な活用について
4.過疎地域における教育の取組について
5.大規模災害発生時の緊急交通路の確保について
6.自転車利用者の交通ルールの遵守について
鈴木啓嗣 議員(旧浜松市西区)一般質問
1.令和6年能登半島地震を踏まえた災害廃棄物の処理について
2.開港15周年を迎えた富士山静岡空港の今後の展開について
3.入院治療等により登校できない私立高校生徒への学業支援について
4.重要病害虫アリモドキゾウムシへの対応について
5.浜名湖におけるアサリの資源回復の取組について
6.浜名湖におけるカキの収穫時期変動に対する生産者への支援について
天野 一 議員(静岡市葵区)一般質問
1.地域振興について
(1)農村地域における関係人口拡大
(2)東部・伊豆地域の振興に向けた体制
2.浜岡原発に関する知事の姿勢について
3.ものづくり県としての本県経済の活性化について
4.静岡茶の再興について
5.太陽光発電設備の適切な導入について
6.今後の医療、保健、福祉行政の方向性について
私と同期の天野多美子議員は、自身の課題に向けた日ごろの活動があるからこそできる質問の内容でした。毎日遅くまで、またこの日を迎えるギリギリまで納得のいく質問を考えていましたね。お疲れさまでした。
浜松市の鈴木啓嗣議員の質問では、伊豆半島でも同様のことが予想される能登半島地震で発生した災害廃棄物処理問題や西部地区特有の課題は大変参考になりました。ニュース等で取り上げられることが少なくなったことで、意識が薄らぎがちでしたが、能登半島地震で被災された方達への支援の他にも自分たちの地域でできる備えを怠らないよう再認識させられました。
10期目の大ベテランとなる天野一議員の一般質問は、日ごろ我々一期生にご指導いただく「1期生も10期生も関係なく、各市町の代表として胸を張って言うべきことを言う」という姿勢を体現されていました。我々一期生に対してもいつも温かく謙虚な姿勢で接して下さる、正に『先生』と呼ぶに相応しい議員のお一人です。
県議会も新知事就任に伴う新体制となり、議員それぞれの想いのこもった良い一般質問が多く聞けたことで、気持ちも高まりました。
私の一般質問は9月を予定していますが、自分の言葉で実のある質問内容となるように早速準備をはじめます。
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6月定例会(4日目)
2024年06年26日(水)
この日は、静岡県議会6月定例会4日目で一般質問が行われました。
1.県内イノベーション支援施設間の連携強化について
2.地域の実情に応じた移住促進施策の展開について
3.原子力災害時の避難計画の充実について
4.農地利用の推進について
5.静岡県茶業の振興について
6.地元住民等との協働による県管理河川の除草の推進について
河原崎 聖 議員(島田市・川根本町)
1.遠州灘海浜公園(篠原地区)の野球場について
2.市町におけるファシリティマネジメントの取組に対する支援について
3.中山間地域の防災対策について
4.大井川の健全な河川環境を維持するための堆積土砂対策について
5.大井川鐵道本線の不通区間の復旧について
同じ一期生でも行政マンとして知識と経験の豊富な赤堀議員は、一般質問が羨ましいほど慣れていて、日ごろの活動での課題と活動の様子がよく分かる内容でした。
河原崎議員は、今後の議会の大きな課題の一つとなる篠原地区の野球場について歯に衣を着せない質問から始まり、防災対策や河川整備の質問も参考になりました。
一般質問終了後には、遠州灘海浜公園について勉強会が行われました。問題は山積で事業も大変高額。新知事も「税金を1円たりとも無駄にしない」というお考えには県民の誰もが賛成です。民間や国の力を借りる計画ありきかもしれませんが、この事業費の100分の1でも各市町に回していただければ、目の前の災害で苦しむ県民が救えますよね・・・
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6月定例会(3日目)
2024年06年25日(火)
この日は、静岡県議会6月定例会3日目で一般質問が行われました。
1.熱海市伊豆山地区土石流災害に対する知事の考え方について
2.伊豆半島地域の人口減少対策について
3.令和6年能登半島地震を教訓とした応急仮設住宅の早期供給について
4.盛土規制法による規制について
5.閑散期等の旅行需要の喚起について
6.歯科口腔保健の推進について
7.第三者評価の導入等による保育の質の確保・向上に向けた取組について
函南町のお隣の熱海市選出の藤曲敬宏議員の一般質問は、町で抱える共通の課題も多く、大変参考になります。
藤曲議員は本年度の常任委員会が「危機管理くらし環境委員会」の委員となっていますが、熱海市伊豆山地区の土石流災害の悲惨さをよく知る藤曲議員だからこそ、7月1日から開かれる常任委員会の中で、函南町でも問題となっている『違法盛土』について活路を見出していただけることを期待したいです。
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6月定例会(2日目)
2024年06年24日(月)
この日は、静岡県議会6月定例会2日目で一般質問が行われました。
1.知事の政治姿勢について
(1)知事が目指す県政のビジョン
(2)知事選結果の受け止め
2.今後の県庁組織と人事について
(1)県庁組織の改編
(2)副知事人事と東部・伊豆担当戦略監などの地域戦略人事
3.県内の重要政策について
(1)伊豆半島の防災
(2)東部地域への新産業の集積
(3)中部地域のハブ機能の強化
(4)西部地域のものづくり産業の再興
4.行財政改革と未来への投資について
5.リニア中央新幹線の推進について
6.遠州灘海浜公園(篠原地区)の整備に関する知事の方針について
7.県内の医療体制について
8.災害発生時における危機管理の意識について
9.今後の観光振興の方針について
10.農林水産業の特産品のトップセールスについて
11.年齢や障害の垣根を越えた共生社会の実現について
12.今後の教育の在り方について
(1)実効性のある教育施策の構築
(2)今後の高等教育振興の方針
13.警察本部長着任における所信について
新知事の答弁で「新知事らしさ」は余り無かったように感じましたが、新知事の答弁の中で『これまで一貫して大切にしているのは経営感覚。積極的に民間活力を活用していくと共に新たな施策を展開するためビルド&スクラップにより課題解決に直結する事業着手への転換や事業の減量効率化など事業の見直しを進めていく』という言葉がありました。
県議となるまで議員経験の無い私としては、新知事のこの考えとこれからの行動には注目し、参考とさせていただくことがあることを期待します。
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令和6年函南町青少年健全育成大会
2024年6月23日(日)
この日は、函南町文化センター大ホールで開催された「令和6年函南町青少年健全育成大会」に来賓としてお招きいただきました。
函南町内にある小学校5校、中学校2校、高校は田方農業高校と函南町のすぐお隣の三島市大場にある三島南高校それぞれの代表生徒9名が『わたしの主張』を発表しました。
一人一人の発表を聴いていると子ども達が純粋に日々を過ごし、悩み、苦しみ、失敗と成功を繰り返しながら成長する姿がとてもよく伝わりました。
大人になると生きる術や要領を知って怠けがちになりますが、この発表を聞いた後は懸命に生きる子どもたちを見習いたい気持ちとなり、不思議と勇気と元気がもらえました。
子ども達の町や共に暮らす人を大切に想う純粋な心を裏切らず、函南町で生活し続けたくなる魅力ある『まちづくり』に県政を通じて協力していきたいです。
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野菜収穫体験
2024年6月22日(土)
この日は、「丹那暮らし」さんが主催する野菜収穫体験に参加してきました。
前日の雨が心配でしたが、朝には天気も良くなり、丹那暮らしの会長さんの圃場で元気に育ったじゃがいの収穫をしましたが、大人から子どもまで大勢の方が参加して大変賑わっていました。
土いじりを今は大人でもなかなか経験することができないので、子どもにとっては大変貴重な経験になると思います。
じゃがいもを収穫するために『うね』を少し掘るだけでも大変な作業だと実感しましたが、普段当たり前のように自分の口に入る食べ物は、生産する人、運ぶ人、加工する人、販売する人、料理をする人と全ての役割が重要ですが、全ての始まりは「生産する人」がいなければ始まらず、この生産する人の人手不足が問題となっている現代において、生産量や収益を向上させる取り組みも必要ではありますが、まずはこの仕事の魅力を知ってもらう取り組みが最優先だと思います。
こういった家族で楽しみながら参加する収穫体験は大変大きな効果が期待できるのではないでしょうか。
また、この日は函南町に在る見守り型児童日中一時支援事業(放課後くらぶ)NPO法人『こるり』さんが、これからのお楽しみイベントの一つとしてこちらの収穫体験を検討いただけるということで見学に来ていただきましたが、子どもたちがこのような農業体験を通じて農業に興味や関心を持ち、自分の得意なことに気付き、農福連携や6次産業化に繋がれば嬉しいです。
農業は素人ですが、収穫作業に飽きた子どもたちとの『泥団子選手権』はお任せください。
引き続き、地域のことを懸命に守る素晴らしい皆さま同士の橋渡し役としてお役に立てるように活動していきます。
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障がい者雇用企業支援事業説明会
2024年6月20日(木)
この日は、以前支援事業説明を聞いていただいた企業様の圃場にて、NPO法人オールしずおかベストコミュニティの東部地区センター長と農福連携コーディネーターより具体的な支援事業の説明と圃場の見学を実施しました。
過去の受け入れの好事例や失敗例など具体的な話を聴くことができたので、企業の代表者様や責任者様にもご安心いただき、更にはこちらの企業様の勘や経験頼りではなく合理的な農業の仕組みが確立されていることから良いマッチングが叶いそうです。
企業様としても受け入れに前向きに検討いただけるということで安心しました。
こちらの企業様での雇用が好事例の一つとなり、受け入れを検討して下さる企業様が増えるように私も全力で支援していきます。
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被害状況確認
2024年6月20日(木)
6月18日の大雨で被害の遭った皆さまには心よりお見舞い申し上げます。
19日は静岡県議会定例会に出席したため、1日遅れての見回りとなりましたが、被害に遭った地域の状況は容易に想像ができました。
お掃除等のお手伝いに行けずに申し訳ありません・・・
数日してから被害を確認できることもありますので、何かお役に立てることが御座いましたらお気軽にお声掛け下さい。
水害に悩まされてきた地域の改善は長年一向に進まない状況となっています。
水害対策は私自身が政治家生命を掛けて取り組む課題の一つです。
直ぐには改善が難しくても常に水害で悩み苦しむ住人の安心安全のためにこの問題を念頭に置いて活動していきます。
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静岡県議会6月定例会(1日目)
2024年6月19日(水)
この日は、静岡県議会6月定例会が開会されました。
新知事となった鈴木康友知事より所信表明演説がありました。
その中で、県議会との関係については「二元代表制の一翼である県議会とコミュニケーションをしっかりと図り、議論を積み重ね、車の両輪として県政を推進する」という話がありましたが、前知事のような議会運営とならないことを祈るばかりです。
来週から始まる一般質問での答弁に注目しつつ、常任委員会でもしっかりと県事業を検証していきます。
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違法盛り土対策要望
2024年6月18日(火)
この日は、仁科函南町長と一緒に函南町内の違法盛土の対応を協議するため静岡県庁に登庁しました。
函南町の山林に無許可での造成が確認された三つの違法盛土(警察の調べでは合わせて7400㎡)のうち、今年4月の調査で「崩壊の危険性が高い」と判定された丹那地区の民有地の今後の対応について話し合いました。
この場所は、すぐ下には民家があり本格的な大雨による土砂災害が心配されるため、一日でも早い解決をしなければなりません。
引き続き違法造成した業者へ撤去を求めていきますが、地域住人は不安な思いを抱えたまま刻一刻と時間だけが過ぎていくので、具体的な対策を早急に講じる必要がありそうです。
その他、こういった事案が発生しないように県と町と力を合わせて予防策の強化するように努めていきます。
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函南町県事業概要説明会
2024年6月17日(月)
この日は、函南町で県事業概要説明会を開きました。
説明会と言っても私が沼津土木事務所さんに依頼して、町の職員さんと一緒に函南町内の県の事業予算がついた場所の具体的な工事の工法や保留状態となっている要望箇所を実際に観て回りながら概要説明を行っていただくといった内容です。
実施して感じたことは、町と県と地元県議とが顔を合わせ情報を共有することは想像以上に重要なことだと実感しました。
保留となっている事業を推進させるための課題や解決するためのアイデア等、顔を合わせて情報を共有したからこそ生まれる発想もあって大変勉強になりました。
次回は、町議会議員の皆さんや関連する自治会の皆さんと合同での説明会を企画してみようかと思いました。
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畑毛区・仁田区草刈り
2024年6月月16日
この日は、函南町の畑毛区と仁田区で堤防の草刈りが行われました。
時期的にも区で実施する堤防草刈りの日程が重なり、ダブルヘッダーでした。
―畑毛区―
畑毛温泉のすぐ西を流れる県河川の柿沢川の堤防に約410本の河津桜を植樹されており、2月中旬には例年「かんなみ桜まつり」が行われて函南町の名所となっていますが、畑毛区ではこの堤防を整備してくださっています。
畑毛区では、早朝5時台から準備もしているとのことで、駆けつけた時にはほぼ終わっていました・・・
それでも堤防の草を刈らないと分からないゴミの回収と分別を少しだけでもお手伝いできて良かったです。
畑毛区は今年初めてその様子を目の当たりにしましたが、区民の皆さんの参加率が驚くほど高くびっくりしました。
―仁田区―
仁田区では、県河川の来光川の堤防整備をしてくださっています。少し前に同じ来光川の堤防草刈りを大土肥区が実施してくださいましたが、その場所の下流側となります。日ごろは小学校の通学路として利用されたり、散歩コースとして多くの近隣住人に利用されたりしています。
この日は、ブロックのある場所や川際、歩道際の草だけを刈り、後日広い面積をプロの方が大きな機械を使って刈るそうです。畑区ではこの逆で既に広い面は機械を使って刈られていました。
仁田区では時間目一杯に草刈りを手伝えたので、心身ともに満足。翌日の体の節々の痛みが心配でなだけです。
畑毛区も仁田区も昨年度「リバーフレンドシップ制度」加入いただきましたが、整備する広大な範囲とそれに伴う人や用具においてまだまだ支援が足らない状況だと感じました。
『郷土愛』任せの事業ではなく、県事業に一生懸命に協力していただける個人、団体にはそれに見合った支援ができるようにしていきたいです。