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岩田てつや通信Vol.3
9月14日(土)、岩田てつやの県政報告紙Vol.3を発行致しました。
今年の3月に発行したVol.2以降の半年間に至る岩田てつやの活動について、ご報告させていただいております。
今朝の新聞折り込みをご確認いただけますと幸いです。
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2月定例会常任委員会(2日目)
2025年3月7日(金)
この日は、静岡県議会令和6年度2月定例会常任委員会(2日目)が開かれました。
前日に引き続いて、『経済産業部』と『労働委員会』への審査が行われました。
この日は私にも質問の順番が回り、私からは鈴木知事が大きく目標として掲げているスタートアップ支援事業に対して重点的に質問しましたが、その中でも特に「首都圏における共創拠点」として東部伊豆地区への静岡県の働きかけについて質問しました。
『経済産業部』への審査が終わり、次に水道水や工業用水を市町や工場などに送ったり、工業団地をつくったりする『企業局』が行う事業について審査を行いました。
所属委員からは、
・安定供給への取り組み・防災訓練の状況・給水車の状況・耐水性j貯水槽の整備状況・スタートアップ事業者との連携・再エネ活用による効果と目標
等々の質問がありました。
私からは、「工業用地造成事業に係る2市1町の選定の経緯」「工業用地認定に至るまでの工程」「災害時等による送水管破損時の損害保証」について質問しました。
今年度の常任委員会は2月で最後となりますが、慣例で委員会の最後にご勇退される県職員の皆さまに対してその委員会で一番のベテラン議員である委員からはなむけの言葉があります。
今年度の産業委員会では、浜松市選出の鈴木利幸議員からご挨拶があり、議員と行政職員というそれぞれの立場で県政発展のために長年に渡って切磋琢磨してきたからこそできる思いで話を交えながらお一人お一人の努力や成果をねぎらい、感謝の言葉がありました。
ご勇退される職員の皆さんが、目に涙を浮かべて声を震わせながら最後の答弁をする姿には感動しました。
長きにわたり、静岡県のために我々の生活をお支えいただき本当に有難う御座いました。
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2月定例会常任委員会(1日目)
2025年3月6日(木)
この日は、静岡県議会令和6年度2月定例会常任委員会が開かれました。
静岡県議会には7つの常任委員会が置かれ、議員は必ずいずれかの委員会に所属しており、今年度私は産業員会に所属しています。
産業員会では、農林水産業や商工業を盛んにしたり、働く人たちを支援する県の事業に関する調査や、本会議から付託された議案や請願・陳情の審査を行います。
産業委員会では主に経済産業部・労働委員会・企業で行う事業の審査をしますが、特に経済産業部は、8局、33課・室、18もの出先機関、定数は1,600人を超える大所帯の部となり、所管する範囲がとても広いため、我々が審査する内容も多岐にわたり、当局側からの説明だけで半日を要します。
所属委員より、
カスタマーハラスメント・静岡茶ブランド・スタートアップ支援事業・ベンチャーキャピタル認定・FCV・食肉センター・アボカド産地化・UIターン・奨学金制度・就業支援・外国人雇用・障がい者就労支援・AoiPJ・MaoiPJ・Jクレジット・花き産業・森林火災予防対策・大阪万博静岡ブース
等々について質問があり審査を行いましたが、この日だけでは終わらず翌日まで延長となりました。
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静岡県議会2月定例会(8日目)
025年3月4日(火)
この日は、静岡県議会2月定例会が開かれ一般質問最終日でした。
質問項目(分割質問方式)
1.今後の地域外交の方針について
2.インバウンド旅行客の周遊促進の取組について
3.発達障害のある方への支援体制の充実について
4.持続可能な静岡県農業の振興について
5.静岡がんセンターが地域において果たすべき役割について
6.小学校一年生における支援の充実について
7.本県のスポーツ施設について
(1)スポーツ施設の在り方
(2)遠州灘海浜公園(篠原地区)利活用推進協議会の進め方
三島市選出のベテラン議員である宮沢議員には、函南町の支援者も多く、日ごろから宮沢議員ご本人やその支援者の皆さまからも大変お世話になっています。地域としての共通の問題や課題も多く、長い時間を掛けて改善や解決に取り組んでいただいているのは本当に有難いことです。これからもご指導いただきながら地域の問題解決の一助となるように私も頑張ります。
鈴木利幸議員(浜松市選出)
質問項目(一括質問方式)
1.知事の政治姿勢について
(1)社会資本整備に対する考え方
(2)県議会や議員との向き合い方
2.浜名湖のアサリ復活に向けた取組について
3.今後の施設整備について
(1)食肉センターの再編整備
(2)遠州灘海浜公園(篠原地区)の整備
4.企業局の持続可能な水供給に向けた諸課題への対応について
大ベテラン議員であり、特に農業分野のエキスパートである鈴木議員とは今年度は産業委員会でもご一緒させていただき大変お世話になっています。函南町は農業家や酪農家が多く、鈴木議員からのご指導やご支援は大変有り難いことです。この日の一般質問では、遠州灘海浜公園に整備予定の新野球場について歯に衣も着せない厳しい内容の他、勇退される県職員へのはなむけの言葉には感動しました。厳しくも優しい鈴木議員らしい一般質問でした。
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静岡県議会2月定例会(7日目)
2025年3月3日(月)
この日は、静岡県議会2月定例会が開かれ、一般質問が行われました。
質問項目(一括質問方式)
1.知事の政治姿勢について
(1)人口減少社会への対応
(2)中期財政計画の実効性を確保する取組
2.地域の守り手である建設業者の確保について
3.大阪・関西万博を契機とした本県の情報発信について
4.避難所運営における総合防災アプリの活用促進について
5.農業水利施設の保全管理について
6.しずおかバーチャルスクールと社会的自立について
藤枝市議会議員4期、2度の市議会議長経験のある西原議員の一般質問は非の打ち所がない内容でした。日ごろから議員として基本的なことから一番教えていただける頼れる先輩議員もあります。
赤堀慎吾議員(菊川市選出)
質問項目(分割質問方式)
1.医療提供体制の確保に向けた公立病院の役割について
2.消防力の強化について
3.企業局における市町と連携した工業用地開発の推進について
4.ウエルビーイングに関する市町との連携について
5.中期財政計画に定める目標の考え方について
6.三次元点群データを活用した災害対策について
7.県警察における交通死亡事故の抑止対策について
長きに渡って行政官としての経験がある赤堀議員は、常に起きている事柄を俯瞰的な視点で捉え、冷静に判断することができる優れた能力をもった頼りになる同期の議員です。この日の質問も赤堀議員らしい視点での内容でした。
飯田末夫議員(浜松市選出)
質問項目(分割質問方式)
1.本県の情報システムの最適化について
2.防犯アプリどこでもポリスの普及促進について
3.地震・津波対策アクションプログラム2023の目標達成に向けた取組について
4.建築工事の入札不調の要因分析と対策について
5.次世代に引き継ぐ平和への思いについて
6.地方創生の実現に向けた行財政改革について
浜松市議会議員4期、市議会議長の経験のある飯田議員は、鈴木知事が浜松市長時代に浜松市政を共に担った議員の一人として、この日の質問は鈴木知事をよく知る方だからこそ出来る内容でした。県と市では、その問題や課題の数と内容は大きく異なるのだと思います。また地域性もあれば改善や解決に向けた進め方も変わるかもしれません。静岡県政のために鈴木知事をよく知る飯田議員であれば、鈴木知事の優れた部分を活かし、正すべきところがあればいち早く気付くことができるかと思います。
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仁田区総会
2025年3月2日(日)
この日は、函南町仁田区の「令和6年度総会」に来賓としてお招きいただきました。
議員として仁田区の総会にお招きいただいたのは初めての事で大変光栄に思います。
仁田区は、函南町内でも多くの世帯数を抱える地区で、地域活動も積極的でコミュニティが発展しており、昨今の厳しい状況の中で地域の皆さまが協力し合い、支え合う姿勢は本当に素晴らしいもので、心から敬意を表します。
どの自治体でも同じ問題を抱える中、何でも行政任せでなく、先ずは「自分が」「自分たち」がやれるだけやってみることが重要だと思います。
仁田区ではその成果として、今年度は県河川である来光川の整備予算をつけることができました。
しかし、地域コミュニティが発展して仁田区においても自治会に入らない住人は増えており、自治会に加入している住人が加入していないに住人の生活環境を多少なりとも支える構図となり、自治体に加入しない住人が増えるほど自治会加入者の負担は大きなものになりつつあります。
こういった状況は、今後30年以内に発生する可能性の高い大災害時には、「共助」が重要となるので大変心配されます。
よほどの理由があれば別ですが、同じ地域で生活するなら、自分のことだけではなく、ほんの少しだけでも地域活動に協力いただきたいものです。
自治体においても、改めて加入しない住人の理由を紐解き、柔軟に対応する必要があるかもしれません。
仁田区在住の町議会議員が2名もいらっしゃいます。私の立場としても、地域それぞれの状況をよく知る町議会議員の皆さんと力を合わせて、地域住人の皆さまの活動を支援し、共に歩んでいけるよう努めてまいります。
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静岡がん会議2024
2025年3月1日(土)
静岡がん会議は、静岡がんセンターとファルマバレープロジェクトが車の両輪として推進するさまざまな課題やその未来像について議論してきました。
今年度のがん会議では、医療界、産業界、そして私たちの生活の中で急速に進むデジタル技術と、それによってもたらされるデジタルトランスフォメーション(以下「DX」という。)について取り上げます。国の目指す方向性を始めとし、がん医療や医療田園都市構想における取り組みについて意見を交わすことによって、豊かな未来を切り拓く礎になることを期待しています。
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第56回静岡県ブラック&ホワイトショウ
2025年3月1日(土)
【第56回静岡県ブラック&ホワイトショウ】
この日は、長泉町に在る「静岡県経済連三島常設家畜市場」にて『第 56 回静岡県ブラックアンドホワイトショウ』が開催され来賓としてお招きいただきました。
このショウは、静岡県ホルスタイン改良同志会の主催により、酪農経営安定の基礎となる乳牛を一堂に集め、会員の改良水準を広く示し、乳牛の改良増殖、飼養管理技術の向上に資する。併せて酪農家相互の親睦を図り、酪農業の発展を期すことを目的として毎年開催されています。
函南町丹那からも多くの酪農家の皆さんが参加していました。
[ショウ日程概要]
開会式
開会の言葉 岩崎副会長
会長挨拶 高橋会長
来賓祝辞 鈴木利幸県議会議員
来賓紹介
カップ返還
審査員紹介
審査員挨拶
デーリィクィーンの紹介
審査
閉会宣言
私は、未経産(15ヶ月~18ヶ月未満)の部でプレゼンターを務めさせていただき、チャンピオンとなった「ショーン・ルビコン・タガタ」号に優勝リボンをかけさせていただきました。名前にタガタ(田方)が付いていますが、静岡県立田方農業高等学校で大事に育てた牛さんだったため嬉しかったです。
静岡県立田方農業高等学校の育成技術は大変優秀で、今年10月に北海道で開催される「第16回全日本ホルスタイン共進会」に静岡県代表として出場が決まっています。
この日は、この後にも公務があったため昼までの参加となりましたが、これからも私の活動で酪農家の皆さんをしっかりと支援していきます。
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静岡県議会2月定例会(6日目)
2025年2月28日(金)
この日は、静岡県議会2月定例会が開かれ、一般質問が行われました。
質問項目(一括質問方式)
1.ファルマバレープロジェクトにおける今後の医療健康産業の振興について
2.東部・伊豆地域の文化振興について
3.東京2025デフリンピックを契機とした手話の普及促進について
4.新耐震基準の木造住宅耐震化への支援について
5.富士山の登山規制について
6.患者・家族に寄り添った静岡がんセンターの取組について
7.県立ふじのくに中学校の現状と今後の取組について
同期で東部地区選出の加藤議員は行動を共にすることが多い議員の一人です。日ごろから地域とのふれ合い、視察研究で知り得た問題や課題がしっかりと質問の内容に反映されていました。議場に入る前に加藤議員の質問を傍聴するために集まっていた支援者の皆さんとお話をする機会がありましたが、加藤議員に寄せる期待と信頼を感じました。加藤議員に見習って地域とのふれ合いをもっと大切にしていきたいと思いました。
和田篤夫議員(御殿場市・小山町選出)
質問項目(一括質問方式)
1.安全保障環境の変化に伴う県の危機管理への対応について
(1)国民保護対策
(2)大規模災害に対する県及び市町の危機対応力の向上
2.犯罪被害者等への支援について
3.新東名高速道路の未開通区間及びアクセス道路の整備について
4.県警察と地域防犯ボランティア等の連携による犯罪抑止対策について
自衛官としての経歴をもつ和田議員だからこそ想像ができる有事の際に必要な備えについての質問や意見を聴くことができました。
中沢公彦議員(浜松市選出)
質問項目(一括質問方式)
1.外国人材の活用について
o 外国人受入れ企業に対する県の取組
2.日本航空との関係の再構築について
3.県が管理する庁舎の清掃業務におけるインスペクションの導入について
4.障がいのある方の工賃向上について
日頃から鋭く物事の本質や原因を見抜き問題提起する能力には目を見張るものがあり、この日の質問でもしっかりとそれが表れていました。また、常に障がいのある方を支援する政治姿勢を大切されている議員の一人です。
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静岡県議会2月定例会(5日目)
2025年2月27日(木)
この日は、静岡県議会2月定例会(5日目)が開かれ、一般質問が行われました。
質問項目(分割質問方式)
1.豪雨災害時の適切な避難に結びつける取組の推進について
2.ライフステージ特有の健康課題への理解促進について
3.持続可能な柑橘生産の実現に向けたスマート農業技術の導入について
4.海洋産業振興の今後の展開について
5.官民連携による港湾のにぎわいづくりについて
6.全ての人が安心して楽しめる旅行の推進に向けた取組について
望月議員は、今年度は政調会ご一緒させていただいたり控室でも隣の席だったりと一緒に活動する時間が多かった方の先輩議員のお一人です。いつも一生懸命忙しそうに飛び回っている印象が強い方なのですが、この日の傍聴席をみたら一目瞭然。傍聴者の数に圧倒されました。常に多くの有権者から期待され活躍されているのだと思いました。
河原﨑全議員(御前崎市選出)
質問項目(分割質問方式)
1.農山漁村地域等地方部の振興について
2.関係人口の拡大と二地域居住の推進について
3.災害時のトイレ環境の改善について
4.今後の水産政策について
5.小中学生のスマートフォン等の適正な使用について
6.高等学校の再編統合も含めた今後の取組について
河原崎全議員は私と同じ一期生とはいえ、そのキャリアから教育関係のエキスパート。日ごろから教えていただく事の方が断然多い頼りになる方です。またこの日は、河原崎議員の66歳のお誕生日でした。
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静岡県オートバイ事業協同組合第5回通常総会
2025年2月26日(水)
この日は、『静岡県オートバイ事業協同組合第5回通常総会』が開催され、私は来賓としてお招きいただきましたが、公務と重なった関係で懇親会から参加させていただきました。
静岡県オートバイ事業協同組合(略称:AJ静岡)では、二輪販売店として二輪車の健全な普及を図り、交通社会の安全福祉に寄与し、業界の秩序と倫理を確立し、顧客及び社会に対する信頼と責任を果たし、業界の健全な発展と社会的地位の向上を目指す取り組みをしています。
来賓には、政党を問わず大ベテランの議員の皆さまも多く臨席しており、来賓挨拶を依頼されていたので大変緊張しました・・・
ただ、組合員の皆さまと私の元々の仕事は共通の課題も多く、私の立場としてお役に立てることがあるはずなので、AJ静岡の皆さまの活動を支援し、共に歩んでいけるよう努めてまいります。
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静岡県議会2月定例会(4日目)
2025年2月26日(水)
この日は、静岡県議会2月定例会(4日目)が開催され、一般質問には伊豆市選出の野田治久議員が登壇しました。
私と同じ静岡県東部選出で日ごろから大変お世話になっている先輩議員です。今年度は、会派の総務会長も務めています。
野田治久議員(伊豆市選出)
質問項目(一括質問方式)
1.知事の政治姿勢について
若者を中心に幸福で希望を持てる静岡県の実現
2.未来に向けた静岡県の組織再編について
(1)令和7年度組織再編の考え方
(2)本県の顔である東京事務所の今後の在り方
(3)観光立県しずおかの復活に向けた体制の構築
3.本県における立地適正化計画の今後の取組について
4.カワウ対策について
野田治久議員が地域の問題や課題を汲み取り、ライフワークとして取り組んでいる観光産業に対する課題など、伊豆市選出の議員らしい質問を聴くことができました。
普段は余り知ることができないそれぞれの地域の課題や問題を広く知ってもらうことも一般質問で項目としてあげる効果は大きいかと思います。
伊豆市は、元田方郡としてその課題や問題が函南町と共通するものが多いので野田議員と連携を図りながらその改善や解決に努めていきます。
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令和6年度静岡県議会2月定例会(3日目)
2025年2月25日(火)
この日は、坪内秀樹議員より代表質問がありました。
坪内秀樹議員は今年度の政務調査会(政調会)で会長を務めており、私も政調会の所属議員として大変お世話になった先輩議員です。
丸1年掛けて静岡県内の各市町・団体・組織・個人に至るまで様々な要望に真摯に耳を傾け、その要望に応えようとする姿勢がこの日の代表質問に表れていました。
〇坪内秀樹議員
質問項目(一括質問方式)
1.知事の政治姿勢について
(1)令和7年度当初予算編成
(2)県政の運営体制
ア 組織改正
イ 副知事の選任
(3)次期総合計画
ア 知事が目指す社会像と事業の推進体制
イ 行動計画の策定
2.中期財政計画について
3.持続可能で強靱な県土づくりについて
4.地域の特色を活かした振興策について
5.伊豆半島をはじめとした防災対策の推進について
6.県東部地域における医師確保の取組について
7.インドとの交流について
8.本県の茶産業の復活に向けた取組について
9.森の力再生事業の今後の取組について
10.スポーツの成長産業化について
11.教育委員会における「幸福度日本一の静岡県」の推進について
12.治安情勢を踏まえた令和7年の本県警察の取組方針について
静岡県議会では、本会議の様子を傍聴室でいつでも傍聴することができます。他にもインターネット中継しているので是非ご視聴ください。
静岡県議会 本会議インターネット中継 ▼
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富士の日フェスタ2025
2025年2月23日(日)
この日は、御殿場市の御殿場高原ホテルにて「富士の日フェスタ2025」が開催され、来賓としてお招きいただきました。
富士の日フェスタは、静岡県と山梨県が主催となって開催され、世界遺産富士山への理解と関心をさらに高めるとともに、顕著な普遍的価値を確実に後世に継承していくため、関係者が一堂に会する記念行事です。
開会前には、ウェルカムパフォーマスとして御殿場市を拠点としている雷神組による『富嶽太鼓』が披露され圧巻でした。
開会では、鈴木康友静岡県知事、長崎幸太郎山梨県知事からのご挨拶、富士五湖自然首都圏フォーラム共同宣言の報告、基調講演では富士山世界文化遺産学術委員会遠山敦子顧問から「富士山の価値と保全について」という演題の講演を拝聴しました。
休憩をはさんで、静岡県にも縁のある「草薙の剣」の物語をSPACが演じ、続いて富士山静岡交響楽団のメンバーによるオーボエカルテットの演奏を聴かせていただきました。
プログラムが目白押しであっというまの二時間でした。
生まれた時から当たり前に見ることができる富士山ですが、観光資源として登山のような直接的なものだけではなく、その景観だけでも世界に誇れる非常に価値の高い財産だということを再認識しました。
県政において、そんな価値ある富士山を正しく効果的に発信と保全の両面ができているかをしっかりと審査し、より良く改善できる提案をしていきます。
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函南町立函南小学校ボランティア
025年2月22日(土)
この日は、函南町立函南小学校で『函南小学校イキイキプロジェクト』が開催されたので参加してきました。
この企画は「函小サポーターズ」が主催したもので、卒業を控えた6年生とその保護者を対象として、お世話になった小学校に感謝の気持ちを込めて校庭内にある遊具の整備作業を行うというものでした。
整備したのは、跳び箱代わりになるタイヤで、このタイヤは2023年8月に横浜ゴムさんにご提供いただいいたもので、児童の皆さんがしっかりと利用しているようで、設置時にタイヤに塗装した塗料が薄くなってきたため、この度の企画で再塗装をすることになりました。
全行程は二日間で、一日目は下地作業となり、主にはボランティアの皆さんで行いました。
下地作業では、埋まった部分のタイヤの周りの土を掘り出し、塗装の際に塗料が飛び散らないようにブルーシートで養生します。
次に、二日目はビビットカラーで塗装するとのことで、下地となる白色の塗料を筆を使って塗っていきます。
ボランティアの中には、職人さんもいるので手際が良く、助かる上にその作業の仕方やスピードには見ているだけでも感動します。こういった優れた技術に子ども達が触れ合う機会は、教育の上でとても大きな意味があると思いました。
夕方近くなると寒くなって雪が降り出し、作業自体もなかなか大変でしたが、二日目をしっかりと迎えられる準備を整えて終えることができました。
残念ながら二日目は公務があるため参加できませんが、卒業の思い出になってくれると嬉しいです。
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2025年2月23日(日)
二日目も無事に終わり、二日目の様子が分かる写真をいただきました。
参加した皆さんがとても良い笑顔で作業している様子が伝わりました。大成功ですね。
少し残念というか心配になったのは、卒業する6年生とその保護者を対象として募集した結果、想定以上に人数が集まらず下級生まで募集を広げたとのことでした。
催しの内容、日程が合わないといった理由もあったかもしれませんが、地域連携が課題となっている現代において、今回のような小学校や中学校と地域とが連携する催しはとても効果が大きいかと思います。
また、子ども達が学校やクラブ、塾だけでは学べない、社会に出てから必要となる学びもあるはずです。
大切な子どものために、安全安心な地域のために、なにより自分自身のために、地域のボランティア活動に少しだけでも関わっていただけることを願います。
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令和6年度静岡県議会2月定例会
2025年2月19日(水)
この日は、令和6年度静岡県議会2月定例会が開かれました。
常任委員会の委員長報告では、私が所属する産業委員会の大石健司委員長から前日(18日)に審議した結果の報告があり、原案どおり可決されました。
来週の本会議は代表質問からはじまります。鈴木康友知事誕生から1年目の最後の定例会です。直ぐに成果や結果が出るわけではありませんが、令和6年度の取り組みや令和7年度以降の政策について様々な質問があがるかと思います。
議場の傍聴は予約不要です。インターネットでも本会議の様子が配信されています。是非2月定例会にご注目ください。
令和7年2月定例会の日程・質問議員▼
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令和6年度静岡県議会2月定例会開会
2025年2月18日(火)
この日は、令和6年度静岡県議会2月定例会が開会されました。
13:00 議員総会
13:30 本会議
15:00 常任委員会
定例会では初めに、鈴木康友知事より所信表明、令和7年度当初予算案、行政経営の推進、令和7年度関係議案の概要、令和6年度関係議案の概要についての説明がありました。
一般会計の2月補正予算額は762億5,500万円の増額、 令和6年度の最終予算額は1兆4.080 億 7,500万円。
令和7年度当初予算は、約1兆3700億円で鈴木知事が上程※1されました。(※1.議案を議題とすること。)
本会議後には、常任委員会が開かれ令和6年度2月補正予算案について先議※2が行われ、私は産業員会として審議しました。(※2.最も優先すべきものを最初に議論すること。)
産業委員会で最も多くの声が寄せられる「物価高騰対策」ですが、政府からの補正ありきではなく、静岡県単独での政策や事業者自らが外部からの支援を受けられるうちに現状を基準にして柔軟に経営そのものを変化させることも需要だと思います。
当初予算事業概要から主要事業が公開されています▼
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伊豆総業特別講演会
2025年2月15日(土)
この日は、三島市健康福祉交流プラザにて、伊豆総業株式会社様主催による特別講演会が開催され参加してきました。
講演は二部制となっており、一部は三島消防署勝又英也救助係主幹より『能登半島地震における緊急消防隊の活動について』、二部は、特定非営利活動法人日本トイレ研究所の加藤篤代表理事より『災害時のトイレの重要性について』といった演目の内容を聴かせていただきました。
今後30年以内に南海トラフでマグニチュード8~9の巨大地震が発生する確率は、2025年1月時点で「80%程度」とされています。
県民ひとりひとりが防災意識を高めて、自助の備えをしていただきたいです。
家に帰ってから早速災害用トイレを家族の人数分より少し余分に購入しました。
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雷電神社祈年祭
2025年2月15日(土)
この日は、函南町大土肥区に在る『雷電神社』の祈年祭が執り行われお招きいただきました。
年度毎に祭典当番が代わるということで、今年度の当番の皆さまはこの日が最後のお務めということでしたが、地域コミュニティーの希薄化が問題となっている現代において、伝統ある神事や祭典を承継してくださり大変感謝でいっぱいです。一年間本当におつかれさまでした。
時代に合った地域コミュニティー活性化に向けて私の活動がその一助となれるように頑張ります。
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観光産業振興議員連盟視察(2日目
2025年2月13日(木)
〇法多山尊永寺
私と同期である袋井市選出の伊藤謙一議員のご配慮にて、遠州三山のひとつである法多山尊永寺の住職である大谷純應氏にご講演いただき、法多山尊永寺の取り組みについて聴くことができました。
法多山尊永寺では、ヨガやピラティスなどの講座を朝活気分で楽しく自分磨きができる「寺スタ」、風鈴まつり、ホタル祭り、本堂を四季折々のカラーで彩るライトアップ、アンブレラスカイ、名物の厄除だんご屋など他には類を見ない魅力あふれる寺院でした。
〇ふくろい遠州花火実行委員会
『ふくろい遠州の花火』の取り組みについて、袋井商工会議所の豊田浩子会頭にご講演いただきました。
この大会は、昭和20年代に原野谷川睦橋下流で開催されて以来、袋井商工会議所(当時は商工会)の主催にて長年続けられてきたそうです。
大会スタッフは4,000人を超え、この全てがボランティアだということです。
袋井市にお住いの皆さんの郷土愛により醸成されブランド化された素晴らしい取り組みを知りました。
様々な取り組みの中でも花火大会を楽しむだけではなく、大会翌日には「クリーンアップ大作戦」と呼ばれる市内企業・団体・学生・市民による3,000人を超えるボランティアによる清掃活動を実施しているということで感銘を受けました。
二日間にわたる観光産業振興議員連盟の現地視察でしたが、選ばれている観光地は集客のために必ず柔軟に変化して対応いることを再度認識しました。
選ばれている観光地は、史跡や名勝、温泉、絶景スポットなど場所そのものの魅力任せではなく、その場所の発信・魅せ方・体験の仕組みや仕掛け等の様々な工夫を凝らしています。
またその工夫には特許のようなものはなく、お金をかけなくてもできることは沢山あります。
県内の観光地で悩みを抱えている経営者や観光関係団体の皆さまには是非真似をすることから取り組んでいただきたいです。
私の活動でもその一助となるようにご支援させていただきます。
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観光産業振興議員連盟視察(1日目)
2025年2月12日(水)
この日から二日間、観光産業振興議員連盟視察により静岡県西部地区の視察を行ってきました。
「観光産業振興議員連盟」は、静岡県の観光産業を支援する政策のため、観光地や関連施設を視察し、成功事例の把握、現場の状況把握や課題を知り、それを改善することを目的として活動しています。
1.浜名湖パークビレッジ
湖西市新居町の新居弁天海釣公園を民間活用した総合レジャー施設で、キャンプ泊やバーベキューなどのデイキャンプにも使えるキャンプサイト、ドッグラン付きのペット同伴キャンプサイト、オートキャンプサイト、温水シャワー、清潔なトイレも完備したキャンプパークのほか、ドッグラン、カフェレストラン、リラクゼーション施設からなるテラスパークが整備されていました。また、表浜でのサーフィン、フィッシングにも便利な駐車場(有料)も備えています。
現管理者は湖西市の公園管理が不十分な状態で引き継ぎ、コロナ禍で再生が一時期ストップしたことで苦労したが、パークPFI(都市公園の整備や運営を民間事業者に任せる制度)の手法を活用して現在の経営状況まで立て直した。
メイン事業はオートキャンプ場であり、レストランは週末しか賑わいが無かった状態だったが、ドッグランを設置したことで客層に変化が見られている。
また、周辺の松枯れで景観が悪くなっていることを利用者に指摘されているが、県の管理地になるため整備をお願いしたとのご要望をいただきました。
2.特定非営利活動法人トータルケアセンター
グループ内には、就労施設・生活支援施設・放課後デイサービス・高齢者地域密着型デイサービスといった18事業施設の運営をしており、有機や無農薬・無添加食品の栽培・製造・販売、自然化粧品の販売、レストラン等の就労支援を展開していた。
特に素晴らしい取り組みは、年二回を目標に働く皆さんで日帰り旅行や一泊研修旅行等を実施しているとのことでした。
「医療的ケアが必要な方も静岡県なら旅行を楽しめるぞ」という、日本国内では聞いたことが無い観光環境を静岡県で創ってほしい。一泊でも良いので、医療的ケアが必要な方でも安心して宿泊できる施設がほしい(具体的には、車椅子が入り口から部屋までストレスなくスムーズに移動できる、家族で一緒にお風呂に入れる、食事のアレンジができる等)。一つの観光地の中で、限られた宿泊施設だけを特化させてくれても良いので、全国に先駆けて静岡県でそのような宿泊先ができるように支援してほしいといったご要望をいただきました。