2026年9月4日(金)
この日は、裾野市の不二聖心女子学院高校を訪問し、高校3年生の皆さんと意見交換をさせていただきました。
静岡県議会では、若い世代の政治への関心を高め、県議会をより身近に感じてもらうことを目的に、県議会議員が高校生と直接意見を交わす「高校出前講座」を実施しています。
不二聖心女子学院は、カトリックの精神に基づき、世界の一員としての連帯感と使命感を持ち、よりよい社会づくりに貢献する女性の育成を目指している学校です。
今回のテーマは、
「女性の社会進出、男女格差の是正、ジェンダー平等の実現など」。
少人数のグループに分かれ、生徒の皆さんが中心となって意見を出し合い、私もその輪の中に入って一緒に考えました。
私からは、県議会議員としてだけではなく、長く会社経営や採用、人材育成に携わってきた経験も踏まえてお話ししました。
女性の社会進出というと、「女性をどう支援するか」という話になりがちですが、私は女性だけの問題ではないと思っています。
男性の働き方や家庭での役割、企業の制度、そして私たち一人ひとりの中にある「男性だから」「女性だから」という無意識の思い込みも含め、社会全体で変えていかなければなりません。
私が生徒の皆さんにお伝えしたかったのは、
「女性だから活躍してほしい」のではなく、一人ひとりが自分のやりたいことに挑戦でき、その選択を性別が邪魔しない社会にしたい。
ということです。
そして、そういった社会をつくっていく責任は、まず大人である私たちにあります。
政治に携わる私たちには、なおさらその責任があります。
日本の社会には、これまで当たり前とされてきた価値観や「こうあるべき」という考え方が、まだまだ根強く残っています。
社会の中心で意思決定を担っている世代の中には、ジェンダー平等をはじめとする新しい価値観を、まだ十分に理解し、受け入れられていない部分もあると感じています。
だからこそ、まず私たちの世代が変えていかなければならない。
そして、これから社会の中心となっていく若い皆さんにも、大人たちがつくった社会をただ受け入れるのではなく、自分たちが生きやすいと思える社会を、自分たち自身の手でつくっていってもらいたい。
そんなこともお伝えしました。
政治が若い世代に一方的に何かを教えるのではなく、私たちも若い皆さんの感覚や価値観から学ぶ。
私たちの世代が変えるべきものを変え、若い世代がさらにその先の社会をつくっていく。
生徒の皆さんの率直な意見や考え方に、私自身も多くの気づきをいただき、これからの社会や政治の役割について改めて考える貴重な時間となりました。
不二聖心女子学院高校の皆さん、ありがとうございました。
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