2026年6月14日(日)~16日(火)
静岡県議会東部会の県外視察で、熊本地震震災ミュージアムKIOKU、熊本城、九州運輸局、日清講和条約記念館を訪問しました。
熊本地震震災ミュージアムKIOKUでは、平成28年熊本地震の被害や復旧・復興の歩みについて学びました。
震災は建物や道路などのインフラだけでなく、地域経済やコミュニティにも大きな影響を与えます。大学移転に伴い学生向け下宿やアパート経営など地域の経済構造にも変化が生じたこと、また災害の記憶を風化させず次世代へ伝えていくことの大切さを改めて感じました。
施設周辺には「ONE PIECE熊本復興プロジェクト」の一環として設置されたニコ・ロビン像もあり、交流人口の拡大や復興支援につながっているとのことでした。復興にはインフラ整備だけでなく、人を呼び込み続ける仕組みづくりも重要であることを学びました。
その後、熊本城の復旧・復興状況を視察しました。熊本地震により大きな被害を受けた熊本城ですが、現在も復旧工事が進められています。実際に現地を訪れ、文化財の復旧には長い年月と多くの労力を要することを実感するとともに、歴史的資産を未来へ継承する重要性を改めて認識しました。
翌日は九州運輸局を訪問し、宿泊税の活用やDMO(観光地域づくり法人)の役割、広域観光連携について意見交換を行いました。
特に印象に残ったのは、「住んでよし、訪れてよし」の観光地づくりです。観光客を増やすだけではなく、その効果を地域住民が実感できるよう丁寧に説明し、理解と協力を得ながら観光政策を進めることが重要とのお話を伺いました。
また、伊豆地域の観光振興についても意見交換を行い、地域資源の磨き上げや広域連携、GoogleやSNS、AI時代を見据えた情報発信の重要性について多くの示唆をいただきました。
続いて訪問した日清講和条約記念館では、明治28年に締結された日清講和条約(下関条約)に関する資料や会議室の再現展示を見学しました。日本の近代化や外交史において大きな転換点となった歴史に触れ、先人たちが築いてきた国際関係や平和の重要性について改めて考える機会となりました。
今回の視察を通じて、防災・減災、歴史・文化の継承、そして観光振興まで、多くの学びを得ることができました。これらの経験を南海トラフ巨大地震への備えや、伊豆半島をはじめとする静岡県東部地域の活性化に活かしてまいります。
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