2026年5月26日(火)
この日は、静岡県立総合病院にて開催された「静岡県聴覚障害児支援育育モデル施設」の視察・勉強会に参加しました。
実はこの分野については、県議会議員となって間もない頃の令和5年12月にも、同期議員の皆さんと一緒に勉強会へ参加していました。
当時は、新生児聴覚スクリーニング検査の重要性や、人工内耳によって音声言語を獲得できる可能性、そして「支援が早ければ早いほど子どもの将来の選択肢が広がる」という現実に、大きな衝撃を受けたことを今でも覚えています。
また、耳が聞こえないことで、車の接近や周囲の異変など、危険察知がどうしても遅れてしまう現実があることも学びました。
音を通じて周囲の状況を把握することは、単に会話ができるというだけではなく、「命を守る」という意味でも非常に重要なことであると改めて感じました。
あれから約2年が経ち、今回はオーストラリアの先進事例や、静岡県が全国でも先進的に取り組んでいる人工内耳・療育支援の現状について、さらに深く学ばせていただきました。
現在の医療技術では、新生児期から適切な検査・支援・療育を行うことで、多くの子ども達が音声言語を獲得し、社会の中で自立した生活を送れる可能性が高まっています。
一方で、
・精密検査へつながらないケース
・人工内耳への理解不足
・医療と教育、福祉の連携不足
・療育体制や専門人材の不足
など、多くの課題も共有されました。
特に印象的だったのは、「難聴は早期発見だけでは不十分であり、その後の療育や家族支援まで一体的に支える必要がある」という点です。
また海外では、「音が聞こえるか」だけではなく、「言語を獲得し、学び、社会参加できるか」という視点で支援体制が構築されていることも学びました。
子どもの将来の可能性を広げるためには、保護者が正しい情報を得た上で選択できる環境づくりが重要です。
県議会議員となった当初から継続して学ばせていただいているテーマだからこそ、単なる制度論ではなく、実際に不安を抱えるご家族や子ども達に寄り添える県政でなければならないと改めて感じました。
引き続き、医療・教育・福祉の連携強化や療育支援体制の充実に向け、現場の声を伺いながら取り組んでまいります。
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