リニア実験センター視察

2026年4月17日(金)

この日は、山梨県のリニア実験センターを訪問し、超電導リニアの試乗と施設見学をさせていただきました。

この施設は、リニア中央新幹線の実用化に向けた走行試験や技術検証が行われている拠点です。

試乗してまず感じたのは、時速500kmというスピードの捉え方でした。実際には「500kmで走っている」という感覚はほとんどなく、その点は非常に高い技術だと感じました。一方で、事前に抱いていた印象ほどの静粛性や揺れの少なさは感じられず、感覚としては飛行機に近い印象で、快適性については今後の課題もあると率直に感じました。

なお、リニア中央新幹線を巡る課題については、この日の試乗とは別に事前のレクチャーの中で説明を受けました。

水資源については、トンネル工事による流域への影響を抑えるため、田代ダムの取水抑制などを通じて下流域への影響を最小限にとどめる方策が検討されていること。

発生土については、現場での無害化処理を基本とし、対応が難しいものは遮水構造により管理すること。

また、生態系については、状況を継続的に確認しながら必要に応じて対策を講じる「順応的管理」により対応していく考え方であること、などが示されました。

リニアの技術そのものは、日本の将来にとって大きな可能性を持つものであり、国として進めていくべき重要なプロジェクトであると感じています。一方で、水や環境、地域住民の不安といった課題については、丁寧な説明と積み重ねが不可欠です。

現場で見て感じたこと、事前に得た情報の双方を踏まえながら、引き続き冷静に判断していきたいと思います。

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