令和8年度予算編成状況説明会

2026年1月23日(金)

この日は、「令和8年度予算編成状況説明会」が行われました。

現在、県では令和8年度当初予算(案)の編成作業が進められており、主要事業の方向性について説明を受けました。

全体を俯瞰すると、防災・減災、子育て・教育、産業・雇用、医療・福祉といった分野に幅広く配分されている一方、昨年来示されてきた県の厳しい財政認識を背景に、多くの事業が抑制的な内容となっている印象です。限られた財源の中での編成であることは理解しつつも、地域の実情や将来への影響を丁寧に見極める必要があると感じています。

特に、防災・危機管理分野では、個別事業は積み上がっているものの、地域ごとのリスクや優先順位が十分に整理されているのか、引き続き検証が必要です。また、子育て・教育分野では、支援策の拡充と同時に、制度が現場で本当に機能しているのかという視点が欠かせません。産業・雇用分野についても、施策が地域の中小事業者や一次産業にどこまで波及するのかが問われます。

こうした説明に対し、会場では同僚議員からも多くの質問や要望、意見が飛び交いました。

私からも、今回の予算編成にあたり、いくつかの点について質問・要望を行いました。

くらし環境部に対しては、移住・定住支援予算が削減されている理由と、その削減が地域への定着や人口減少対策に与える影響について質問しました。

経済産業部に対しては、県内畜産振興の節目となる第100回共進会について、必要な支援予算を確保するよう要望しました。

また警察に対しては、昨年12月に順天堂大学付属病院での逃走した容疑者事案を踏まえ、治安体制が不十分な場合、学校対応などを通じて保護者である医療従事者が勤務を離れざるを得ず、医療現場の人員体制に影響が及ぶことを指摘しました。その上で、同様の事態を繰り返さないため、警察現場の防犯体制維持・強化に必要な予算確保を要望しました。

さらに本日の説明会の前後および説明の合間に、県政運営に関わるいくつかの重要な報告が行われました。総選挙に係る経費として補正予算が知事の専決処分により執行されたこと、航空路線の運休に関する説明、浜岡原子力発電所に関する報告など、いずれも今後の対応と説明責任が問われる内容です。

予算は数字で示されますが、その先には県民の暮らしと現場があります。

引き続き、事業の必要性や実効性を丁寧に確認しながら、県政のチェックと必要な提案を行っていきます。

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