地震・津波対策を考える議員連盟 視察研修

2025年12月12日(金)

この日は、「地震・津波対策を考える議員連盟」の視察研修に参加し、清水港に停泊中の海洋研究開発機構(JAMSTEC)の地球深部探査船「ちきゅう」を視察しました。

JAMSTECは、地震や津波などの自然災害をはじめ、地球環境、資源、生命科学など、幅広い分野を担う国の研究機関であり、「ちきゅう」はその研究を支える中核的な存在です。

「ちきゅう」は、全長約210メートル、総トン数約5万6千トンの世界最大級の研究船で、世界で唯一、海底下深部を直接掘削できる科学掘削船です。

船体は非常に背が高く、また特殊な設備を備えているため、国内でも停泊できる港は限られています。その中で、清水港が寄港地として選ばれていること自体、非常に意義深いものだと感じました。

高度な制御技術により、洋上の一点に正確に留まり続けながら掘削作業を行うことができ、南海トラフをはじめとする地震発生帯の解明や、東日本大震災後の日本海溝調査など、地震・津波研究の最前線で重要な役割を果たしてきました。

また、海底下深部における生命の存在や資源形成の研究など、国際的な研究にも広く活用されています。

今年、「ちきゅう」は就航から20年という節目を迎えました。本来であれば記念的な取り組みやイベントも検討されていたものの、実現には至らなかったと伺っています。一方で、来年は21年目を迎え、改めて清水港を舞台にしたイベント等を実施できる可能性もあるとのことでした。

そのような節目の時期に、実際に船内を視察し、研究の現場に触れることができたことは、大変貴重な経験でした。

今回の視察を通じて改めて感じたのは、巨大地震や津波といった自然災害に対し、科学的知見の積み重ねが、防災・減災対策の根幹を支えているということです。その成果を、どのように行政施策や地域の防災対策へと結び付けていくのかが、私たち議会・行政に求められている役割であると強く認識しました。

今回得た知見と実感を、今後の県政における地震・津波対策、防災・減災施策の検討にしっかりと活かしていきたいと考えています。

引き続き、現場と科学の双方に学びながら、実効性ある防災対策の推進に取り組んでまいります。

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