第12回 伊豆医療福祉センターまつり

2025年11月1日(土)

この日は、伊豆の国市にある伊豆医療福祉センターにおいて開催された「第12回 伊豆医療福祉センターまつり」に参加しました。

伊豆医療福祉センターは、重症心身障害児(者)支援や発達障害のある方への医療・リハビリテーションを担う、県内において重要な役割を果たしている施設です。しかし、専門性が高いゆえに、地域住民の方々から「どのような支援を行っているのか分かりにくい」という声も少なくありません。そうした背景を踏まえ、施設の機能や支援内容を広く知っていただく機会として開催されているのが本まつりであり、地域理解を深める上で非常に意義のある取り組みです。

会場には多くの方が来場し、作品展示や福祉用具体験、キッチンカーや授産施設による販売、さらに「やわら太鼓」「どんつく太鼓」などのステージ発表も行われ、大変な活気に包まれていました。障害のある方が地域と交わり、地域が支援の現場を知るという双方向の交流が生まれていたことが印象的でした。

医療的ケア児や重症心身障害児(者)への支援は、行政の制度整備だけでなく、現場理解と地域連携が不可欠です。福祉人材の確保、家族支援、支援体制の持続可能性など、県としても引き続き取り組むべき課題は多くあります。本日の開催は、そうした政策検討においても現場の視点を再確認する貴重な機会となりました。

準備・運営に当たられた関係者の皆さま、地域の皆さまに深く敬意を表します。今後も、現場の声を行政施策に確実に反映できるよう、引き続き取り組んでまいります。

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