2025年10月22日(水)
この日より、静岡県議会では「令和7年決算特別委員会」が開会しました。
初日の全体会では、会計管理者から「決算概要」、代表監査委員から「決算審査意見書」の説明がありました。
決算とは県の一年間(令和6年度)の「お金の使い方」を確認し、予算が適正に使われたか、成果が上がっているかを検証する重要な機会です。
その結果を、次年度以降の政策や予算に反映していきます。
一般会計(県の基本的な事業を扱う会計)
歳入 1兆3,973億6,988万9,000円(前年度比103.7%)
歳出 1兆3,822億5,396万7,000円(前年度比104.0%)
形式収支 151億円の黒字
実質収支 約47億円の黒字
単年度収支 約20億円の赤字(歳出増の影響)
特別会計(公債、病院、水道など特定事業の会計)
歳入 9,233億8,105万円(前年度比108.3%)
歳出 9,129億7,035万円(前年度比108.3%)
実質収支 約103億円の黒字
単年度収支 約6億円の黒字
全体(一般+特別会計)
実質収支は約150億円の黒字で、健全な財政運営が維持されています。
一方で、単年度では約15億円の赤字となり、歳出増への対応が課題となっています。
今後は、24日から7つの分科会に分かれて、詳細な審議・質疑・採決が行われます。
私も分科会の一員として、県の財政の使い道を丁寧に確認し、将来世代に責任ある県政運営を進めてまいります。
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