2025年7月22日(火)・23日(水)
総務委員会で県内視察が行われました。
〇 静岡理工科大学静岡駅前キャンパス
駅前というアクセス至便な立地に、XR(クロスリアリティ)分野の教育カリキュラムを展開する拠点が整備されています。
昨年7月に県と協定を締結し、仮想空間技術を活用した教育と産業振興を目指すとのこと。
XRはエンタメや広告だけでなく、医療、福祉、防災、製造業など幅広い分野に活用可能であり、静岡から新産業を興し地域経済を底上げする大きな可能性を感じました。
これを支える教育や人材育成への投資を、県としても後押ししていく必要があります。
〇 焼津PORTERS
築50年以上経過した漁具倉庫をリノベーションし、コワーキングスペースや宿泊機能を備えた複合施設として昨年4月に完成。
地域資源を活かしたワーケーション、アクティビティの拠点づくりにより、地域内外の人材交流を促しています。
まちづくりはハード整備だけではなく、ソフト面の運営や企画力が重要です。
地域住民や若手事業者が自ら運営に関わり、街の新たな顔を創り出している姿勢に強い刺激を受けました。
〇 静岡大学浜松キャンパス
企業が大学施設に愛称を設定するネーミングライツ事業を、令和3年から導入しており、10社以上と契約済みとのこと。
こうした民間資金を呼び込む新たな財源確保策は、大学運営の安定化だけでなく、企業と大学の距離を近づけ、共同研究や人材育成、地元就職促進など多方面での連携強化に繋がります。
今後さらに発展させ、県内他大学への波及も支援していきたいと思います。
〇 GREENITY WATA
旧磐田グランドホテルを建替え、今年11月に「GREENITY WATA」として再オープン。
インバウンド需要や首都圏からの宿泊客をターゲットとした滞在型ホテルであると同時に、地域住民や事業者との繋がりを創出する拠点として、地域活性化にも力を入れています。
ホテルを単なる宿泊施設ではなく、街のシンボルとして、文化や産業を発信する場とする取り組みは非常に意義深いと感じました。
〇 浜松磐田信用金庫
築50年以上経過し老朽化していた本部棟を、昨年8月に建替え。
地域金融機関として、経営課題解決や事業承継支援など「伴走型支援」を重視する姿勢に加え、新本部棟では、職員の働き方改革や環境負荷軽減にも配慮されていました。
民間先進事例として、今後の県庁舎整備検討の参考にもなる視察となりました。(※画像は制限があるためupできません)
人口減少や都市構造の変化が進む中で、教育、産学官連携、地域資源活用、インバウンド戦略、金融機関の役割など多様な分野でのチャレンジを現場で学びました。
これらをただの視察で終わらせるのではなく、現場で伺った課題やヒントを県政にしっかりと活かし、静岡県全体の活力向上と未来づくりに繋げてまいります。
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