2025年6月18日(水)
この日は、静岡県議会6月定例会の開会日でした。
6月18日から7月7日までの20日間、静岡県議会6月定例会が開催されます。今回は参議院議員選挙の日程との調整を行いながらの審議となり、主な審議内容は6月補正予算案で、中小企業支援や高等学校授業料の実質無償化に関わる経費の追加編成が盛り込まれています。
補正予算額は約30億2,100万円で、本年度予算累計は約1兆3,753億円となります。
また、条例改正や土木工事契約、県有財産取得、人事委員会や公安委員会の委員任命など多様な案件が審議されます。
令和6年度の県税収入は地方消費税の増収で予算を上回る見込みで、効率的な予算執行や基金取崩しの中止により、約47億円の黒字確保を見込んでいます。
知事からは、
・米国の関税措置への対応として県内企業の支援パッケージを策定
・少子化・人口減少社会に対応する「2040基本指針(仮)」の策定
・地震・津波対策の強化と新たな被害想定の公表準備
・富士山の価値保全と登山者安全のための条例施行と登山規制の準備
・地域医療のため浜松医科大学や順天堂大学との連携強化
・物価高騰に伴う新県立中央図書館や遠州灘海浜公園の整備方針見直し
等について説明がありました。
なお、6月25日の一般質問で私も登壇を予定しており、県政課題について議論してまいります。
今後も県民の暮らしと安全を守り、持続可能な地域づくりに向けて全力で取り組んでまいります。