2025年5月27日(火)-29日(木)
原発調査研究議連のメンバーで県外視察に行きました。訪れたのは、北九州市エコタウン、崎山沖の浮体式洋上風力発電所、五島市役所、そして佐賀県の玄海原子力発電所の4カ所です。
民間企業や大学と連携したリサイクル事業の最先端の取り組みを見学。素晴らしい事例が多い一方で、まだリサイクルコストが高く、補助金なしでは続けにくい課題も見えてきました。県内でもリサイクルのコストダウンや消費者の意識づくりが必要だと感じました。また、ここで見た洋上風力発電設備の新しいタイプは、翌日の崎山沖の視察にも役立ちました。
②崎山沖の浮体式洋上風力発電所
津波や環境への影響を心配していましたが、多くの不安が払拭されました。発電所が魚の漁礁になっていて、地元漁業者にも歓迎されている話はとても印象的でした。ただ、本県での洋上風力の適地は限られているため、適地調査の早期公開が必要だと思います。今後のエネルギー政策の柱として検討していく価値がありますが、建設コストや売電の収益性については慎重に見ていく必要があります。
③玄海原子力発電所
多重の安全対策に驚きました。地域の方々が施設を訪れる姿も印象的で、安全対策と地域住民の理解が両立していることを実感しました。浜岡原発の再稼働に向けては、広域避難計画の策定や実現性の確保、特に要配慮者の避難体制について、周辺自治体と県が連携して早急にまとめる必要があると改めて感じました。
今回の視察で学んだことを活かし、県のエネルギー政策と安全対策にしっかり取り組んでいきます。
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