2024年11月18日(月)-19日(火)
防衛議員連盟にて福岡県に視察に行ってきました。
この視察は、国防意識の普及・啓蒙を図り、県民と自衛隊の相互理解を深めることにより自衛隊の健全な発展に寄与しもって日本と世界の平和と繁栄に貢献するとともに災害等における県民の安心・安全を確保することを目的としています。
11月18日(月)
① 陸上自衛隊 第4師団(福岡県春日市大和町)
陸上自衛隊には5個の方面隊があります。その一つである西部方面隊には、第4師団、第8師団、第15師団の三つの直轄にあり、第4師団は司令部を福岡県春日市の福岡駐屯地に置きます。26中期防では、平成31年3月に全国に先駆けて「地域配備師団」改編を受けた3個普通科連隊を基幹兵力とし、さらに直轄部隊として対馬警備隊を傘下に持ちます。13個の部隊からなり、九州北部4県(福岡県、佐賀県、長崎県、大分県)の防衛警備、災害派遣を任務とするほか、民生協力及び国際貢献活動を行っています。冷戦終結後、旧ソ連の脅威が減退する中で陸上自衛隊の北方防衛戦略の相対化が起こる一方、米軍再編も相まって朝鮮半島有事の可能性とそれに対する対処重要度が相対的に高まっていることから、朝鮮半島に最も近い師団である本師団の重要性が増しているとのことでした。
② 航空自衛隊 春日基地(福岡県春日市原町)
西部航空方面隊は、航空自衛隊に4個ある航空方面隊の一つであり、福岡県春日市の春日基地に司令部を置き、航空総隊の指揮を受けます。2個航空団を主力とし、戦闘機3個飛行隊のほか、7個警戒隊(固定レーダーサイト)、1個高射群などで構成されているそうです。防衛担当区域は九州・中国・四国地域であり、日本海南部の警戒のほか、東シナ海方面に対する要撃などを行なっていました。写真は掲載できませんが、様々な現役で使用されている装備や最新鋭の機器をみせていただきました。
11月19日(火)
③ 陸上自衛隊幹部候補生学校(福岡県久留米市高良内町)
陸上自衛隊の幹部自衛官となる自衛官が最初に入校する教育機関。 幹部自衛官として統率力に優れ国民に信頼され、世界に通用する人材の育成を目的としています。校風は「質実剛健にして清廉高潔」質実剛健たる精神の涵養 清廉高潔なる品性の陶治」。入学対象者は、3つの候補生にグループ分けられ、B候補生・防大出身・U候補生・一般大学出身・Ⅰ課程・一般自衛官とそれそれぞれ入校ルートが異なります。 卒業生人数は、令和6年9月現在 63,602名。現在は671名が在学中だということでした。創業他にも施設内に在る史料館を説明を聴きながら見学ができました。御殿場市・小山町選出の県議会議員の和田篤夫先生がこちらの学校の卒業生だということで驚愕しました。
本来は2泊3日の予定でしたが、最終日に地元で政務活動があったので1泊2日の弾丸視察となりましたが、毎回この視察は和田篤夫先生の自衛隊時代の繋がりのおかげで全国どこの自衛隊施設に伺っても、内容が濃く、少し深いところまで見たり聴けたりすることができるので大変勉強になります。和田篤夫先生には本当に感謝いたします。
それぞれの施設関係者の皆様より様々な課題や問題を聞くことができました。口を揃えて聞こえたのは自衛官の成り手不足です。
昨年度の自衛官の採用者数が計画の50%余りに留まるなど、自衛隊の人手不足は以前にも増して深刻化しているということでした。
有事の際には無くてはならない存在であること、何より命をかけて活動して下さっていることを再認識して、我々でできる支援活動をしっかりと行っていきます。