2024年11月4日(月)
この日は、函南町の大土肥区主催による函南町内を流れる県河川である来光川の堤防草刈に参加しました。
大土肥が担当している堤防ですが、普段は散歩やジョギングをしている方が多く、近くの小学校に通う子ども達の通学路にもなっているので、子ども達の目の高さまで伸びた草を刈り取り、子ども達を危険から守ります。
ちょっと心配だったのはツタの棘。柵に絡みついたツタを手で千切るように取ったら激痛・・よく見ると極細の棘が無数に手のひらに刺さっていました。
子ども達が触る可能性が高いのでしっかりと処理しておきました。
沼津土木事務所から借りたリモコン草刈機も大活躍でこの日だけで堤防の左岸右岸それぞれの歩道脇を合わせて700メートルほど刈りました。
大土肥区はリバーフレンドシップ制度にいち早く加盟いただいた地区の一つです。
函南町では20年近くリバーフレンドシップ制度にご協力いただく地区は0件でしたが、昨年度より大土肥区をはじめとした地区の皆さんにご協力いただき現在は10団体ほど加入いただいたということです。
何でも行政任せではなく身の回りのことは自らが守る。地域であれば皆で少しずつ力を合わせて相互扶助の精神を大切にして地域を安全安心できる環境をつくることが大切です。
恐らくですが、現代において自治会や地域コミュニティが以前のように機能しておらず、その解決策のほぼ全てが行政に委ねられ、行政の負担は計り知れないものになっているのではないでしょうか。
そんな中で地域や団体、個人といった方達の自ら努力している姿が行政に伝われば、行政も手を差し伸べる優先順位が高まるのだと思います。
また、我々地方議会議員にもその橋渡し役としての責務があるのだと思います。
「現場主義」をいつまでも大切にしてその橋渡し役を全うしたいです。
作業着が汗と泥でグチャグチャになったついでに函南町の顔である函南町役場庁舎脇の歩道を20メートルくらい整備しました。
歩道が綺麗だと町のレベルが上がった気がします。
地域と町行政が力を合わせて役場庁舎周りを綺麗にできたら良いな。