酪農関係者要望活動

2024年9月19日(木)

この日は、定例会終了後により要望活動があり、参加させていただきました。

県では令和4年10月から令和6年3月末まで緊急支援を行ってきましたが、円安が更に進んだことや中東の情勢の緊迫感が強まり石油価格の上昇が懸念される中、配合飼料ならびに乾牧草の更なる値上がりが想定されています。

乳価の値上げも限界、国産飼料の利用率を上げる努力していますが一朝一夕では上手くいかない状況となっており、酪農経営の継続が危ぶまれています。

これらを理由として県内の酪農家を代表する皆様から家畜用飼料飼料価格高騰対策の継続に向けた要望がありました。

函南町の丹那牛乳を生産する酪農家の皆様からも同様の要望を受けており、この度の要望活動に参加いただきました。

畜産議員連盟の鈴木利幸会長の取り計らいもあり、酪農家の皆さまの要望は、関係団体であるJA静岡中央会、静岡県畜産協会、JA経済連それぞれから要望書が県当局に提出され、より信頼と強い要望が届くかたちとなりました。

意見交換の中で県当局から恒久的な支援ができる方法を考えたいという意見に対して、鈴木利幸会長から酪農家には様々な団体があるため「協議会」を設立し酪農家の要望を一本化するのが良いのではないかとの提案がありました。

酪農家の皆さまの安定経営や安全で美味しい牛乳を消費者に届けるために、ご提案のあった協議会設立も視野に入れて引き続き何かのかたちで支援をしていきます。