2024年7月13日(土)
この日は、沼津市にある「サンウェルぬまづ」にて『NPO法人こころのまま』さん主催によるアートワークショップに娘が参加させてもらいその見学に行ってきました。
このワークショップでは、県東部地域の特別⽀援学校の在校⽣や卒業⽣、⽀援学級の児童⽣徒など、障がいを抱える人たちが、⽥⽅農業⾼校ライフデザイン科セラピーコースや沼津⻄⾼等学校美術部等、地域の学生のサポートを受けながら、アートによる自由な表現活動を通じた交流を目的としており、グループとなって表現を引き出したり、掘り下げたりすることを一緒に楽しみ・考えることで、お互いの理解を深めています。
このワークショップは、障がいのあるなしに関わらず子どもたちが開かれた社会を学ぶことができる大変貴重な機会だと思い、その様子は大変勉強となりました。
ワークショップ閉会時のファシリテーターの方からの総括の中で、自分のことをアートで表現できる素晴らしさを知ってもらうと同時に「言葉」の素晴らしさを改めて感じてほしいという話がありました。
線や色、形といったアートを通じて他人が伝えたいことを受け取るためには、先ずは自分が知ろうと集中することが重要で、これが言葉になると疎かに成りがちとなる。だから、先ずはしっかりと『聴く』こと。そして相手の立場に立って丁寧に言葉を選んで伝えることが大切という内容でした。
今の仕事は、『聴く』ことや『伝える』ことがとても重要です。この日、このタイミングでこんな話を聴けたのは啓示のようなものだと受け止め、これからの活動に活かしていきたいと思います。