林活議連視察研修

2024年2月1日(木)~2月2日(金)

(1日目)

ライフデザインカバヤ(株)視察  岡山市北区

ライフデザインカバヤでは、住宅着工戸数の減少を見越し、店舗などの非住宅分野への事業拡大に取り組んでおり、今回視察したCLTのモデル住宅では、設計の自由度やエアコンだけで部屋中が暖かく断熱性の高さ等を実感できました。CLTの特徴は、施工の早さ、鉄系資材と比べて軽量、高強度が上げられます。特に施工の早さは、建設作業員の確保が難しくなる中で大きな利点となり得るため、国内林を活かせるCLT住宅に期待したい。

(株)フランウッド 事業説明

フランウッドでは、植物から精製するフルフリルアルコールを木材に含浸させると、細胞壁で化学反応を起こし、細胞壁が分厚くなるフラン化という現象に注目し、2017年から京都府立大学と共同研究を開始。経済産業省の技術高度化支援事業を活用して技術開発を続け、2021年に岡山県津山市にパイロット生産設備を導入、ウランウッドとして販売を開始している。単価は少しお高めですが、屋外で使用しても長い間劣化しないという特性から公共団体が建設する施設の素材として注目されているそうです。また、外国輸出に向けた壮大な計画も聴くことができました。

(2日目)

銘建工業(株)/真庭バイオマス発電所/真庭バイオマス集積基地視察 岡山県真庭市

真庭バイオマス集積基地では、隣接する真庭バイオマス発電所に木質バイオマスを供給するため、真庭木材事業協同組合が事業主体となって、山林内に残置されている未利用木材や製材端材からチップを生産していました。

真庭バイオマス発電所は、真庭市と地域の林業・木材産業事業者の9団体が設立した真庭バイオマス発電株式会社が運営し、2015年から稼働し、現在は市内の公共施設に売電しているそうです。銘建工業では、海外の高層建築などでCLTが利用されていることに着目し、2016年からCLTの生産を開始。社屋もCLTを利用したおしゃれで巨大な建物でした。

県内の森林・林業の再生に向けて、県産材の利用促進の取組や整備、CLTと発電について現場で確認した技術や課題、事業者等から聴取した意見をしっかりと政策に活かしていきたいです。