狩野川流域下水道東部処理区における雨天時侵入水対策

この日は函南町にある狩野川東部浄化センターにて静岡県交通基盤部都市局生活排水課、沼津土木事務所、管内区の有識者による狩野川流域下水道東部処理区における雨天時侵入水対策についての意見交換会が行われ、この会に参加してきました。
東部浄化センターは、伊豆市、伊豆の国市、函南町を一本の汚水管で繋ぎ、それぞれの市町で発生した汚水を処理する場所となっています。
生活の中で発生する汚水と、雨水を合わせて、下水と言いますが、下水を下水道管で流す方法には、2つの方法があります。
1つめの方法は、汚水は汚水管に、雨水は雨水管に、それぞれ別々の下水道管で流す分流式と呼ばれる方法です。
もう1つの方法は、汚水と雨水を同じ下水道管で流す、合流式と呼ばれる方法です。
東部浄化センターは分流式ですが、雨の量によって汚水管を流れる下水の流量が比例して変わるという分析結果が出ているそうで、この原因のひとつは、二市一町にある家の屋根や庭に降った雨水が、誤って「汚水管」につながれている誤接続が考えられるそうで、記録的な大雨が降ると函南町の間宮区や塚本区といった浄化センターに近い地区では、道路上のマンホールや宅地内の汚水升から汚水が溢れたり、各家庭の汚水が、流れにくくなったり、逆流してしまう問題が発生しています。
その他、東部浄化センターは、昭和49年度に事業着手し、昭和60年に全体計画の75%を処理する施設が完成していますが、既に施設の老朽化が進行しているため、電気・機械設備を中心として更新工事が実施されています。
今後は、国や先進自治体のノウハウを有する有識者を交えた協議会を実施して、施設整備、雨水の流入制限、貯留地整備、一時放流を優先とした運用等の具体的な対策を講じていくとのことでした。
地域の問題として常に関わっていく課題となりました。