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岩田てつや通信Vol.3
9月14日(土)、岩田てつやの県政報告紙Vol.3を発行致しました。
今年の3月に発行したVol.2以降の半年間に至る岩田てつやの活動について、ご報告させていただいております。
今朝の新聞折り込みをご確認いただけますと幸いです。
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ふれあい親子会議教室
2024年8月1日(木)
この日は、静岡県庁で「ふれあい親子会議教室」が開催されました。
ふれあい親子会議教室は、静岡県の小学校4~6年生の児童が夏休みの社会学習の一環として県議会の役割や仕組みについて学習し、議場探検や議員との交流を通じて保護者とともに県議会に関する知識を育むことにより、県議会をより身近なものに感じてもらうために実施しています。
このプログラムの中で私は「ふれあいトーク」に参加しましたが、子ども議員の皆さんからビシビシと厳しい質問を受けてタジタジ・・・あっという間の楽しい時間でした。
子ども達が分かる言葉を使って分かり易く伝えるという難しさを体験しましたが、普段から難しい言葉や言い回し、専門用語等を使って答えようとする事には気を付けなければいけないと改めて勉強になりました。
子ども達にとって夏休みの忘れられない思い出となり、いつかの日か日本を背負って立つ議員を目指していただけたら嬉しいですね。
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こるり引っ越し準備
2024年7月28日(日)
この日は、函南町の仁田駅のすぐ近くで「見守り型児童日中一時支援事業」をおこなっている『NPO法人こるり』さんが、8月中に引っ越しをすることになり、そのお手伝いに参加してきました。
こるりさんの日頃の活動が実を結ぶのか、この引っ越しをする事態となってから直ぐに近い場所に移転先が見つかったり、お手伝いをする人たちが自然と集まったりと引っ越しの最中も皆さんが和気あいあいとした雰囲気の中で楽しく作業ができました。
障がいのあるなしに関わらず、地域の大人たちが力を合わせて子どもを育てる環境づくりの一助となるような活動を続けていきます。
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森のフェスティバルinきだちけいこく
2024年7月28日(日)
この日は、地域活性化ワークショップ「JR函南駅北エリア活性化の会」主催による『森のフェスティバルinきだちけいこく』に来賓としてお招きいただきました。
JR函南駅北エリア活性化の会は、主には桑村小学校区でご商売をしていたり住んでいたりする方達が中心となり、函南駅北口の活性化を目的とし活動をしており、立ち上げから10周年を記念してのイベントだということでした。
函南駅北エリアは函南町の自然が多く残る地域で町の施設としては「かんなみ仏の郷美術館」や「きだちキャンプ場」が在ります。
式典では、特別出演した「間宮しゃぎり」の演奏が会場に花を添え、会場には、森のはたらきや減災・防災を学べるブースがあったり地元企業によるマルシェが開かれていたり、他にもキッチンカーが並んで賑わいをみせていました。
メインイベントとしてウォークラリーが企画され、式典会場をスタート地点として、来光川の横を歩きながら、木立工房によるワークショップやわさび田、観音滝等の木立渓谷の13カ所を巡り、ゴール地点となるきだちキャンプ場で景品をゲットできる内容となっていました。
私は次の予定があり、ウォークラリーには参加できませんでしたが、この催しをきっかけに多くの方がこの場所に足を運び、函南駅北エリアの発展に繋がっていくことを願います。
また、私も全力でご協力させていただきます。
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函小サポーターズ
2024年7月27日(土)
この日は、函南町立函南小学校の コミュニティ・スクールの一環である「おやじの会」改め「函小サポーターズ(函サポ)」の『親子花火大会』が開催され、お手伝いしてきました。
コミュニティ・スクール(SC)は、現代社会において地域の繋がりが希薄化していく中で学校がその繋がりの核となり、地域ネットワークを形成することで防犯や防災体制の構築の他、地域の子ども達を学校と地域と家庭とが一体となって教育できる体制構築を目的としています。
これまで函サポでは、水遊び・焼き芋体験・火起こし体験・流しそうめん・スポーツイベント・バルーンリリース・ランタン作り・学校施設の清掃等、地域の大人と学校とが力を合わせて様々な催しを行ってきました。
この度の親子花火大会も80名ほどの参加者により、火起こし体験や親子花火。暑さ対策として本格的なかき氷の準備、フィナーレにはナイアガラ花火を鑑賞することできて会場内は終始笑いが絶えず、大変な盛り上がりをみせていました。
大人の参加者は子どもの保護者だけではなく、地域の大人や地元消防団の協力もあり、事故やケガもなく終えることができました。
大人が童心に返る瞬間や手持ち花火を隣の家族同士で火を分け合う瞬間など見た貴重な体験ができました。
SCを通じて、他人同士が共通の思い出をつくり、知り合いになる『場』こそが、現代社会の課題となっている『お互い様精神』を創るのだと思います。
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令和6年度伊豆縦貫自動車道建設促進期成同盟会・伊豆縦貫自動車道建設推進期成同盟会・東駿河湾環状道路整備促進期成同盟会 合同促進大会
2024年7月26日(金)
この日は、東京都に在る都道府県会館にて『合同促進大会』が開かれ、来賓としてお招きいただきました。
大会の中で、伊豆地域の道路ネットワークが一日も早く構築され、地域の発展と安全安心な生活環境の確保が実現するよう、以下の決議文が朗読されました。
1.事業中間区間である河津下田道路について、
事業を推進し早期に開通すること。
1.道の駅「伊豆月ヶ瀬」について、関係機関と
連携し、防災道の駅に指定の上、対岸利用を
含め南海トラフに対応した広域防災拠点とし
ての機能強化を図ること。
1.天城峠道路について、早期工事着手を図る
こと。また、未事業化区間についても、早期
事業化を図ること。
1.東駿河湾環状道路に定時性を確保するため、
全線における4車線化を速やかに図ること。
1.事業中間区である東駿河湾環状道路(大場・
函南IC)について、事業を推進し早期に
開通すること。また、未事業化区間について
も、早期事業化を図ること。
1.伊豆縦貫自動車道、東駿河湾環状道路の整備
を促進するため、令和7年度当初予算は所要
額を確保すること。
1.ストック効果を更に高め、経済の好循環に繋
げるため、伊豆縦貫自動車道全線の早期完成
を図ること。
1.防災・減災・国土強靭化のための5か年加速化
対策の最終年度となる令和7年度において
も、必要な予算、財源を確保し、国土強靭化
実施中期計画の策定時期を夏までに示した上
で、令和6年度内の早期に策定し、必要な予
算・財源を別枠で確保すること。
1.山積する道路整備の課題に対応していくた
め、新たな財源の創設等により、令和7年度
道路関係予算は、賃金水準の上昇も加味した
上で、所要領を満額確保すること。
他にも「熱海聚楽ホテルの森田金清代表」と「南伊豆町の岡部克仁町長」から地域の取り組み発表があり、伊豆縦貫自動車道全線開通と東駿河湾環状道路の未事業化区間の早期事業化に対しての機運が高まったかと思います。
今年度は、印象に残ったのが、来賓代表挨拶の中に第三東名と呼ばれている「伊豆湘南道路」との同時開発を推奨したことでした。
皆で力を合わせ、未来ある道路建設の実現に向けて活動していきます。
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静岡県議会産業員会県内視察(2日目)
2024年7月25日(木)
この日は、私も含む静岡県議会産業員会に所属する議員の皆さんの10名での県内視察(2日目)が行われました。
朝から沼津市戸田にある「戸田地区センター」に移動し、戸田の漁業と海業推進に関する事業概要の説明を受けました。
日本トップのまき網事業者の基地綱として有名な戸田港がある戸田地区では、一部の水揚げ物は漁協が漁船から直接買い取り、戸田地区センターのすぐ近くに在る2024年5月にオープンした漁協直営の直売所「へだのすけ市場」にて深海魚を中心として地元水産物等を販売していました。
出荷は周辺の魚市場への水揚げや陸送で対応しており、近隣市町では戸田の美味しい魚を食べることができます。
このへだのすけ市場の看板がかわいい。それもそのはず。一時期は社会現象になるほど爆発的な人気を誇った「だんご3兄弟」の作詞・プロデュースを手がけたクリエイティブディレクターの佐藤雅彦さん監修によるもの。佐藤雅彦さんは戸田出身だそうです。
海業推進に関する課題として、民間事業者の力を積極的に活用・スモールスケールでの挑戦・海業への支援体制・水産事業者全体での海業チャレンジが必要だということでした。
〇西伊豆町の海業振興に関する取り組み
戸田地区センターでは、西伊豆町役場の職員さんが西伊豆町より駆けつけてくださり、民間企業の力を活用した海業への取り組みについてお話しいただけました。
西伊豆町では、平成30年に直売所「はんばた市場」の構想段階から現在までの取り組みやブダイヤウツボといった未利用魚活用の取り組み、「ツッテ(釣って)西伊豆」の取り組みを聴くことができました。
特にツッテ西伊豆は、一般の方が釣った魚をはんばた市場で地域共通通貨「サンセットコイン」と交換して西伊豆に在るサンセットコイン加盟店にて食べる・泊まる・買うが楽しめ、参加した子どもから大人までが釣りをリアルなゲーム感覚で楽しめ、釣った魚を〆る食育体験、釣った魚を売る漁師の疑似体験、釣った魚を飲食店に持ち込んで食べる喜びといった素晴らしい仕組みには大変感銘を受けました。
西伊豆町のこのような釣り人関係人口に対する柔軟な発想と取り組みは、移住者と漁業者を産み出しているそうです。
〇株式会社CULTA(沼津市西野)
沼津市西野にあるAOI-PARC内に在る、(株)CULTAでは、東京大学初の農業スタートアップ企業で、次世代栽培装置を活用して、ジャパンクオリティを保持したいちごの高速育成技術の体系化に向けた研究開発を行っていました。
更に日本の温暖化に対応できるいちごの新種開発と通年でいちごの収穫を可能とする海外での圃場整備を同時に行っていました。
品種から生産管理・販売まで、一気通貫で「品質保証」することが重要で、種を売らずに農作物を売ることが農家が儲かる仕組みだということでした。
〇富士工業技術支援センター(富士市大渕)
植物由来の次世代素材で、木材から化学的・機械的処理により取り出したナノサイズの繊維状物質で、軽さ・強度・耐膨張性など様々な点で環境負荷が少ない『CNF(セルロース・ナノ・ファイバー)』の技術的中核機関として令和元年に開設した「ふじのくにCNF研究開発センター」では、企業と連携して複合材や用途の開発に取り組んでいました。
目標としては、CNF製品が自動車の内・外装部品に採用されること。そのためには耐衝撃性が課題だということでした。
是非、静岡県のこの地から世界で使用される新製品を産み出していただきたいです。
この度の一泊二日での産業員会県内視察はとても過密なスケジュールでしたが、静岡県の産業における大きな可能性を垣間見ることができました。
業種は違くても、成功事例から学べることや活かせることは沢山あるかと思います。
様々な業界を広く、深く知ることができる自分の立場において、お役に立てる仕事の一つとして、異業種間の情報交流ができる「橋渡し」だと強く感じました。
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静岡県議会産業員会県内視察(1日目)
2024年7月24日(水)
この日は、私も含む静岡県議会産業員会に所属する議員の皆さんの10名での県内視察が行われました。
御殿場市内を拠点とする㈱つぼぐちフードサービスと石川酒造、印野郷土振興協会が農業振興や観光促進の新たな核となる酒造を生み出すプロジェクトとして進めており、今年の10月頃の完成を予定しています。
地元の農業者との連携や観光の相乗効果を担う地域循環型経済モデルとなる酒造事業の取り組みを視察した。
酒造施設は、富士山樹空の森の直ぐ隣で、敷地面積2,000㎡、鉄骨造の平屋建で延床面積710㎡、年間最大90klの日本酒を製造ができ、試飲や直売も行う予定だそうです。
酒造と言えば木造を創造していましたが、この酒造は「FACTORY」といった感じで、この酒造施設の完成図の他にも日本酒を詰める瓶、パッケージなどの原案を見させていただきましたが、とても「おしゃれ」。
選ばれる要素として富士山の伏流水を使用した他との差別化、味や品質に対する拘りの他にも「おしゃれ」なことはとても重要なことだと思います。
外国人観光客に人気の高い富士山の麓にある酒造として、その地の利を活かした外国人向けの富士山に因んだ日本酒開発によって海外進出を図るといった夢のある計画も聴くことができ、静岡県発祥の酒造メーカーとしてその活躍を期待したくなりました。
〇富士丸西牧場
現在、畜産農業では輸入飼料価格が高止まりしており、畜産農業経営安定化のために県産飼料への転換が必要な事態となっています。
富士丸西牧場さんでは、カウコンフォート(牛の快適性)を重視した都府県型酪農経営を進めており、業界でも珍しくなった放牧酪農を行っています。
その成果の表れの一つとして、現在は乳牛の改良が進んだことで、1965年には年間4,250㎏だった一頭あたりの乳量は、2020年には2倍強の8,806㎏まで増えているそうですが、富士丸西牧場さんでは年間平均10,000㎏以上の生産を15年以上継続しており、令和2年には「内閣総理大臣賞」を受賞したということでした。
ここでの視察は、牧場の視察ではなく県産飼料転換に向けて導入された機械を視察しましたが、1億円を超える大型重機の導入をしており、一般的な畜産農業としては大きく異なる規模で運営されていることだけは容易に想像がつきました。
どんな仕事でも同じことが言えますが、選ばれるところはより一層選ばれるといった二極化が進んでいる様子をここでも目の当たりにしましたが、選ばれているところは総じて時代の変化に柔軟に対応して正しく努力しているのだとここでの視察で感じました。
〇富士の国乳業株式会社(富士宮市北山)
富士宮市の酪農家や農業団体が集まって出資し、酪農家による牛乳ブランド会社として2016年に設立され、運営する加工場としては生産・製造・加工・販売まで行っています。
加工場は4,700㎡の敷地に建てられた工場で、日量7.0tの牛乳を製造して地元の小中学校に合計32,000パックを納入しているそうです。
こちらの加工場に牛乳を供給している全ての酪農家は、「しずおか農水産物認証制度」を取得している指定農家で、トレーサビリティーシステムと呼ばれる、いつ・どこで・誰が・どうやって・何をしたのかが記録され、履歴の確認ができる徹底した品質管理をしていました。
生産者の顔が見え、自分たちが造った自慢の牛乳を地元の子ども達に飲ませたいという強い想いから始まり、今では販路拡大も順調に進みながら業績は倍々で伸びているという頼もしい説明を聴くことができました。
県内視察初日はここまで終了しました。
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函南町塚本陸橋交差点整備
2024年7月21日(日)
この日は、15時過ぎに空き時間ができたので、長年に渡って拡幅工事ができていない「塚本陸橋交差点」の拡幅予定地を整備してきました。
この場所は雑草が大人の胸の高さまで伸びて自動車ドライバーや歩行者の視界の妨げとなり危険な状態になっていたので以前から気になっていました。
敷地内には捨てられているゴミも多かったのですが、雑草が伸びて敷地内の様子が分からなくなることで罪悪感も低くなりゴミを捨てる。更にはゴミが捨てられていることで次から次へとゴミが捨てられるという負の連鎖・・・残念なことではありますが、社会の中には一定数のマナーの悪い人やモラ ルが低い人、誰かが消掃してくれると思う人もいるわけで・・・
こういった人たちを0(ゼロ)にすることは現実的には難しいでしょう。
そうなると常に捨てにくい環境に整備しておく必要がありますね。
素人がやることなので大まかではありますが、整備前に比べて安全と清潔は担保できました。
予算がついているのに進まない事業は、次の新たな事業の受注にも影響が出ます。
何より、危険で不便な状態となっているこの交差点が一日でも早く計画通りの交差点に生まれ変わることを願います。
勿論、私にできることも精一杯頑張ります。
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富士駐屯地開設70周年記念行事
2024年7月21日(日)
この日は、駿東郡小山町に在る「陸上自衛隊富士学校」にて開設70周年記念行事が開催され、来賓としてお招きいただきました。
式典が開かれる総合訓練場にでは、炎天下の中でも微動だにしない数千人の隊員の皆さんと多種多様な車両がずらりと並び圧巻でした。
式典も、初めから終わりまで緊張感があり、参列してだけで身が引き締まりました。
式典後には、『訓練展示』と呼ばれる陸上戦闘を想定した訓練が披露されました。
事前に耳栓を支給されましたが、空砲とはいえ耳栓をしていないと耐えられないような大きな音が出る訓練の様子はすごい迫力でした。
見学はできませんでしたが、富士学校全体で様々なイベントが開かれており、一般来場者により大変な賑わいをみせていました。
70周年だからこの催しの規模だと思ったら、毎年同規模で開催されているそうで、この催しを楽しみに集まる来場者の皆さんの気持ちが分かりました。
隊員の皆さんが活躍することのない世の中が一番ですが、我が国の万が一の際に備えて人知れず日々汗を流す隊員の皆さまには本当に感謝しかありません。
そんな自衛隊活動の一部に触れることができる貴重な機会をいただき、ありがとうございました。
自衛隊の皆さまの活動のご支援ができるように私も頑張ります。
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出張コミカレinかんなみ
2024年7月20日(土)
この日は、函南町役場で「出張コミカレinかんなみ」が開催されました。
7月6日とこの日に渡る2日間のプログラムで、私はこの日だけの視察となりましたが、この日の講師は裾野市東地区おやじの会何もしない合宿実行委員長「小野圭介」さんのお話を聴くことができました。
小野さんは、親や友達でもない「第三者との人間関係」こそが、子どもたちの地域の愛着を育み、地域の人材育成に繋がるのではないかという考えから実践を重ね、
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BLUE ECONOMY EXPO
2024年7月18日(木)
この日は、清水港で「BLUE ECONOMY EXPO」が開催され、今年度の常任委員会となっている産業委員会の委員として視察に行ってきました。
清水港を臨む地で、海洋経済(ブルーエコノミー)に関する多種多様な海洋産業が一堂に会する展示会や海洋に関わる多彩なイベントが開催され、海洋関連の有識者・企業・アカデミアらが国内外から集結し「海」に関する先進の技術や情報が発信されていて、会場内は大変な賑わいでした。
プログラムの中にあった「ローカルエリアネットワーク会議」を拝聴しましたが、専門的な内容で海業支援のためには私自身が勉強しなければいけないことが、沢山あるな・・・と実感しました。
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狩野川放水路改築推進シンポジウム
2024年7月18日(木)
この日は、清水町の地域交流センター多目的ホールにて、「狩野川放水路改築推進シンポジウム」が開催され、来賓としてお招きいただきました。
近年の異常気象を受けて狩野川放水路は、2023年8月に整備基本方針が改定され、放水能力がこれまでの毎秒2.0tから3.4tに引き上げられました。
この計画に基づき、地質調査などを経て事業化される見通しで、実現すれば流域で頻繁に発生している内水氾濫の被害の軽減が期待されています。
シンポジウムの最後には、狩野川改修促進期成同盟会(沼津市・三島市・伊豆市・伊豆の国市・函南町・清水町・長泉町の各首長)より、国に対する早期事業化の提言があり、機運が高まったのが分かりました。
長年、内水氾濫で苦しんできた地域の皆様が、1日でも早く安心して生活できる環境を創りたいです。
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大仁農場視察
2024年7月16日(火)
この日は、伊豆の国市に浮橋に在る「自然農法大仁農場」を視察しました。
大仁農場の視察前に、大仁農場さんで作った野菜を卸している伊豆の国市大仁に在る「ぜんな」さんで昼食をいただきましたが、お店の中はお客様でいっぱいの大人気店。
お店や料理の盛り付けもおしゃれな上、味も美味しく、何より最近はお腹周りが気になる私にとってヘルシーでありがったかったです。
大仁農場に到着すると、あいにくの雨だったので施設内を車で案内いただきましたが、とても広大で総面積は100ヘクタール、施設内での標高は310mから440mあり、圃場では露地野菜、茶樹、水稲、果樹、花卉類、(養鶏)が栽培されていましたが、新たな農法の技術開発や実証展示をしているそうです。
その他、施設内には統合医療を展開する奥熱海療院・売店・レストラン・自然農法大学校等があり、自然農法大学校では高校生以上を対象として3ヵ月から1年の期間で自然農法を学ぶことができ、無料体験や見学を随時受け付けているそうです。
施設内の見学を終えると新潟県から移築した江戸時代の素敵な古民家の中で、自然農法大学校の田坂吉史校長先生のセミナーを受講しましたが、大変勉強になりました。
自然農法で作った身体に優しい食材を函南町の畑毛温泉で一週間以上掛けて提供することで身体と心を癒す「湯治コース」のようなコラボ企画ができたら良いですね。
函南町有機農業推進準備会に繋がる活動として引き続き勉強させていただきます。
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神明神社例大祭式典
2024年7月16日(火)
この日は、あいにくの雨の中ではありましたが、間宮区の神明神社例大祭式典が厳かに行われ、私も参列させていただきました。
宮司が祝詞をあげ終えると不思議と雨や止み、神様も喜んでいただけたようでした。
式典の最後に宮司から、「敬神生活の綱領」と「間宮」由来についてお話をいただきました。
「敬神生活の綱領」は、昭和31年5月23日に宣言されたもので、以下の三つからなります。
一、神の恵みと祖先の恩とに感謝し、明き清きまことを
以て祭祀にいそしむこと
(神さまの慈しみと祖先のご恩とをありがたく感謝して、明るいすがすがしい真心でで、お祭りに励むこと。)
一、世のため人のために奉仕し、神のみこともちとして
世をつくり固め成すこと
(社会のため人々のために奉仕をし、神さまの御心を承って、それを実現させるとの自覚を持って、世の中をより良くしていくこと。)
一、 大御心をいただきてむつび和らぎ、国の隆昌と世界
の共存共栄とを祈ること
(天皇陛下が昔も今も、皆の平和を祈って居られるその御心をいただいて、むつまじく和やかに一つ心となって、わが国と世界中の繁栄をめざしていくこと)
次に「間宮」の由来について、
伊豆の国市に在る蛭ヶ小島と三島市に在る三島大社の中間にある八幡宮によって間宮と称するようになった。
という貴重なお話をいただき大変勉強になりました。
こういった地域で守り続けている文化に触れることで自分自身が学べることは大変有り難いことですが、執り行っていただける皆様はご高齢な方も多く、こういった大切な文化を我々世代が引き継いでいく事がとても重要なことだと思いました。
その地域で守っていくべき活動に私も少しでも力になれるよう協力を惜しまず頑張らせていただきます。
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函南町剣道少年少女OBOG会
2024年7月13日(土)
この日は、私と小学校と高校の時に一緒に剣道をやっていた後輩が中心となり函南町で剣道をやっていた同性代が集まる親睦会に呼んでいただきました。
小学校から高校までは私は剣道をやっていたので、同性代であれば道場や学校が違くてもどこかで繋がっていることや一緒に稽古をした仲であれば、30年以上会ってなくても不思議と久しぶりな感じがせず驚きました。
苦楽を共にした仲間というのはいつまで経っても良いものです。
当時、私とは違う中学校の剣道部の顧問だった先生が昨年で退職されたということでそのお祝いの場にも立ち会えて感動しました。
予定があったので私は途中で退席しましたが、その際に年長者である私を皆さんが出口までお見送りいただけたのは時代を感じました・・・
集まっていた皆さんお一人お一人の所作を見ているとスポーツとはまた違った武道による日本人特有の教えを受けたその学びが根幹にあるのだと思いました。
またの機会に呼んでくださいね。
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神明神社祭典(函南町間宮区)
2024年7月13日(土)
この日は、間宮神明神社祭典にて『間宮しゃぎり保存会(間宮子供しゃぎり会)』と間宮自治会による山車の巡業が行われ、陣中見舞い(ご挨拶だけだけど)に伺いました。
祭りを彩るしゃぎりは、16世紀半ばころから静岡県の三島を中心に伊豆地方に伝わる伝統芸能のひとつで、その発祥は、雅楽からといわれており、お囃子の一種で各地で祭囃子として伝承されています。間宮のしゃぎりも江戸時代から脈々と受継がれ現在に至っており、今では、間宮しゃぎり保存会・間宮子供しゃぎり会により伝統文化を受継いでいます。
しゃぎりの音を聞くと夏が来たと感じますね。私が子どもの頃は函南町内でも「子ども会」を中心としてこのしゃがりは盛んに行われていましたが、函南町内では子ども会を解散する地区が多く、このしゃぎりを続けている地区も少なくなりました。
しゃぎりに限ったことではありませんが、人と人の触れ合いが減っている現代において、祭りのような人が集まる『場』を守っていく事はとても重要なことです。
『間宮しゃぎり保存会』の皆さまには時折呼んでいただけるのでそこでの触れ合いの中で感じることは、日ごろは本番に備えて真剣に練習はしていますが、練習後には皆さんが家族のように仲が良く、笑顔が絶えないことです。
組織や団体づくりにおいて「役」に就くのを好む方は少ないと思います。特にボランティアに近ければ尚更かもしれません。この役に就くのが嫌だという理由で携わらない選択をする方も多いでのしょう。「面倒くさいこと」や「大変なこと」のその先に素晴らしいことが待っているのを知っている皆さんだからこそこのお祭りを大切にしているのだと思いました。
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心のままアートプロジェクト
2024年7月13日(土)
この日は、沼津市にある「サンウェルぬまづ」にて『NPO法人こころのまま』さん主催によるアートワークショップに娘が参加させてもらいその見学に行ってきました。
このワークショップでは、県東部地域の特別⽀援学校の在校⽣や卒業⽣、⽀援学級の児童⽣徒など、障がいを抱える人たちが、⽥⽅農業⾼校ライフデザイン科セラピーコースや沼津⻄⾼等学校美術部等、地域の学生のサポートを受けながら、アートによる自由な表現活動を通じた交流を目的としており、グループとなって表現を引き出したり、掘り下げたりすることを一緒に楽しみ・考えることで、お互いの理解を深めています。
このワークショップは、障がいのあるなしに関わらず子どもたちが開かれた社会を学ぶことができる大変貴重な機会だと思い、その様子は大変勉強となりました。
ワークショップ閉会時のファシリテーターの方からの総括の中で、自分のことをアートで表現できる素晴らしさを知ってもらうと同時に「言葉」の素晴らしさを改めて感じてほしいという話がありました。
線や色、形といったアートを通じて他人が伝えたいことを受け取るためには、先ずは自分が知ろうと集中することが重要で、これが言葉になると疎かに成りがちとなる。だから、先ずはしっかりと『聴く』こと。そして相手の立場に立って丁寧に言葉を選んで伝えることが大切という内容でした。
今の仕事は、『聴く』ことや『伝える』ことがとても重要です。この日、このタイミングでこんな話を聴けたのは啓示のようなものだと受け止め、これからの活動に活かしていきたいと思います。
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北九州食肉施設視察
2024年7月11日-12日
令和8年4月に菊川市で新たな食肉センターの建設が予定されています。
新食肉センターの安定運営のため副産物を含め販売価格を上げる方法を模索する必要があることや新食肉センターは、公設公営のの『指定管理者方式』を採るため既に行われている食肉センターからその運営方法を研修し静岡方式を構築することを目的として視察に行ってきました。
〈11日〉
この日に視察した福岡県の大宰府市にある『JA全農ミートフーズ九州事業所』は、JA全農の100%出資子会社。JA全農ミートフーズは事業所及び営業所を北海道から沖縄、更には海外まで営業所を持ち、直営店として精肉店や外食店がある。
九州事業所の大きな特徴として『廃棄ゼロ』を目的として、独自のオペレーションにより食肉センターからその日に採れた新鮮なホルモンを福岡県築志市にある直営店にて消費者に提供している。
静岡県の食肉センター事業でもこういった可能性の調査も目的の一つであったが、運営上のメリットやデメリット、要点といった普通なら聴けない具体的な内容を教えていただき大変参考になった。
〈12日〉
この日は、長崎県の佐世保市にある『佐世保食肉センター㈱』を視察しました。
同センターは、平成18年に佐世保市の指定管理を受けており、18年間もの実績がある指定管理者から指定管理の大変貴重なメリットやデメリットを具体的に聴くことができました。
その中でも「指定管理は民間のやり方でアイデアと技術でコストを下げることが重要」だというお話が印象的でした。
こちらで抱える問題も聴くことができましたが、やはり『従業員の高齢化』と『新入社員の不足』が深刻だということでした。
特に食肉を切り分ける「カット」という作業があるのですが、この作業を食肉センターでかなり細かく行われることが通常となったことで、この技術者の育成ができないことは、食肉センターの運営そのものが立ち行かなくなるということでした。
仕事の仕組みを作る上で属人化業務を減らすことは大切なことですが、この『人』にしかできない技術の素晴らしさや価値を多くの若者に知っていただき、生涯に渡って必要とされる技術者を目指していただきたいものです。
二日間の弾丸視察でしたが、静岡県の新たな食肉センターの建設と建設後の経営を正確に審査するための学習として大変参考となった視察でした。
また、食肉業界そのものや業界問題等をこれからもっと学ぶためにも、この度の視察先でお世話になった皆様との関係をこれからも大切にしていきたいです。
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第23回函南町有機農業推進協議会設立準備会
2024年7月9日(火)
この日は、函南町役場で「函南町有機農業推進協議会設立準備会」が開催されました。
参加者お一人お一人が慣行農法との共存共栄や有機農業による新たな農業の未来を創造していく方法を熱く議論していました。
何かを始めるときには「熱い想い」こそ何より大切で、きっと良いスタートがきれるはずです。
現在、日本の農業は、農業者の高齢化、労働人口の減少による担い手不足、農産物価格の低迷、そして耕作放棄地の増加等の様々な問題により衰退の一途をたどっています。
農業に限らず、全ての仕事で同じ問題が起こっています。
こちらの準備会に参加している方達のように、作る物には絶対的な自信があり、更には「働く人」や「買ってくれる人」に焦点を当て、自らが選ばれようとする姿勢は、どんな仕事でも学べるものがあると思います。
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令和6年度 伊豆湘南道路建設促進期成同盟会
2024年7月8日(月)
この日は、静岡県議会6月定例会が無事に閉会し、直ぐに静岡県庁から神奈川県小田原市に移動して、小田原市生涯学習センターにて『令和6年度伊豆湘南道路建設促進期成同盟会総会』が開催され参加してきました。
伊豆湘南道路は、首都圏と中部圏の交流を促進するだけでなく、我が国の大動脈である東名・新東名高速道路と一体となり、強靱な広域道路ネットワークを形成する路線として、産業振興、観光交流及び災害時における救援ルート等多くの効果が期待されています。
また、函南町としても、仮称でありますが、伊豆縦貫自動車道と伊豆湘南道路を繋ぐ函南ICの該当する区間は、長らく渋滞が問題視されており早期事業化を要望しています。
何より、今年の元旦には甚大な被害をもたらした能登半島地震を受け、人命を救い、被災した方に必要な物資を届けるために、迅速かつ強靭な道路が必要不可欠であり、伊豆湘南道路の必要性を静岡県としても要望しています。
これまで要望活動やシンポジウムへの参加の中で、何度も要望を伝え続けることや事業に関りを持つ全ての人たちの理解を深める活動で地域の機運を高めることは、事業の大小に関わらず重要な活動だと改めて学びました。
静岡県の明るい未来を創り上げるためにも、これまで以上に多くの皆様との連携を深め、共に考え・実行することが必要であり、小さくとも実績を着実に積み重ねていくことが大切だと思います。
県議会議員としても、安全安心なまちづくりの一助となれるように、今後の活動でより一層頑張らせていただきます。