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岩田てつや通信Vol.3
9月14日(土)、岩田てつやの県政報告紙Vol.3を発行致しました。
今年の3月に発行したVol.2以降の半年間に至る岩田てつやの活動について、ご報告させていただいております。
今朝の新聞折り込みをご確認いただけますと幸いです。
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函南オーガニックマルシェ・セミナー
2024年9月15日(日)
この日は、函南町に在る「道の駅伊豆ゲートウェイ函南」で函南町有機農業推進協議会主催による「函南オーガニックセミナー」が開催され参加してきました。
セミナーでは農学博士の水野先生や函南町に圃場がある「おたふく農園」の高月代表から講和がありました。
水野先生からは、函南町内での有機農業の現状やこれからの予測、函南町の基本理念となっている「環境・健康・交流都市函南~ 住んでよし 訪れてよし 函南町 ~」を実現するために、有機農業への理解者・協力者・実践者の輪を広げて活動を充実させるといった話を聴くことができました。
高月代表からは、若い世代が町外に流出してしまい、戻る場所と職業が少ないので自然農法の農業を盛んにして子どもたちの帰る場所を作るための活動の一環として取り組んでいる「CSA(コミュニティーサポートアグリカルチャー)」の様子や野菜販売の新たな取り組みのお話を聴くことができました。
有機農業家となるために移住してきたご家族もあるということで、函南町の新たな魅力のひとつになっていくと思います。
函南オーガニックマルシェも同時開催されていたので、セミナーが終わってから(人気がすごくてだいぶ売り切れていましたが)それぞれのお店で商品を購入させていただき、美味しくいただきました。
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田方農業高校ふるーるカフェ視察
2024年9月14日(土)
この日は、函南町に在る静岡県立田方農業高等学校のライフデザイン科セラピーコースの高校生達が園芸福祉の知識を生かして開催している認知症カフェ「ふるーるカフェ」の視察に伺いました。
カフェは午前から開催していましたが、私はお昼過ぎからカフェの運営している「チームそわん」のミーティングに参加させていただきました。
チームそわんは田方農業高校のライフデザイン科セラピーコースの高校生達が中心となり、伊豆の国韮山地区の市民ボランティア「カフェ行くべ~」さん、伊豆の国市地域包括支援センターさん、順天堂静岡病院さん、中伊豆リハビリテーションセンターさんが協力して主には『認知症マフ』の作製と普及活動をしています。
認知症マフは、認知症特有の症状から手元に不安を感じる人が触れたり手を通したりして落ち着けるように作られた円柱型のニット小物です。
この日は、マフで使用される毛糸の収集方法や安全なマフの作り方の指導、マフの新たなデザインのアイデアの発表などが行われましたが、チームそわんの皆さんは前向きで明るく、終始笑顔の絶えないミーティングでした。
印象的だったのは高校生たちの挨拶や気遣いが素晴らしかった。
福祉に携わる人材が不足していると言われていますが、こういった素晴らしい高校生たちが将来福祉の世界で力を発揮してくれることで明るい未来をみた気がします。
函南町にこんな素晴らしい学校があることを改めて知ることができ、より良い町づくりのために田方農業高校の存在は貴重だと感じました。
この日の活動を観ただけでもここまで創り上げてきたご担当の先生のご苦労は相当なものだったと思います。
担任の先生のお考えのお邪魔とならない範囲で私もチームそわんの活動に協力していきます。
県政でも子どもたちを育む学校環境をより良いものにできるように取り組んでいきます。
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堤防草刈り
2024年9月8日(日)
この日は、函南町の大土肥区の堤防草刈りに参加してきました。
大土肥区は昨年度リバーフレンドシップ制度(以下リバフレ)にご加入いただきました。
リバフレは住民と県行政による河川整備を目的とした協働事業です。
実はこの草刈りは一週間前に予定していましたが、台風の影響で延期となり、この日となりました。
そのため、リバフレの大きな特典となっているリモコン草刈り機を借りることができず、通常通り草刈り機で草刈りを行うことになりました。
大土肥区では、毎年区の役員と協議員の数名により草刈りを実施していますが、リバフレ加入を機に堤防添いの組で協力者を募って下さった結果、大勢の方が参加して下さいました。
中には、この組の中で区画整備され引っ越してきた新しいご家庭から若いご主人が数名参加して下さりました。
過去には草刈りの他、運動会やお祭りといった様々な催しが定期的に行われていましたが、高齢化や区の役員の仕事の負担軽減といった理由からほとんどの催しが行われなくなりました。
地域での交流コミュニティーの希薄化を心配する環境の中で、この草刈りを切っ掛けに地域コミュニティーに参加いただけたことが本当に嬉しかったです。
大土肥区のついでに柿沢川の鶴巻橋から新畑毛大橋の南側の堤防歩道脇を1メートルくらい刈っておきました。こちらも暫く草刈りや浚渫等の河川整備が滞っている場所です。この場所は散歩する方が多い堤防なので少しずつ整備していきたいですね。
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観光産業議員連盟県内視察
2024年9月5日(木)から6日(金)
視察①松原公園津波避難複合施設
「Terrasse Orange toi (テラッセオレンジトイ)」
所在地:伊豆市土肥2657-6
平成28年に伊豆市津波防災地域づくり推進協議会を設立しワークショップや市民集会など協議を重ねて、観光・環境・防災のバランスがとれた「海と共に生きる」観光防災まちづくりに取り組んでいた
平成30年には土肥地区が全国初の津波災害特別警戒区域(オレンジゾーン)の指定を受け、これを契機に、松原公園周辺エリアに本施設整備を計画し、災害時には地域住民や観光客の安全安心を確保するための避難施設とし、平時は地域交流や観光振興を図る拠点施設として「防災」と「観光」の機能を兼ね備えた全国初の津波避難複合施設「テラッセオレンジトイ」が完成。
構造等:鉄骨造、地上4階建て(地上18.8m)
避難スペースは3階以上(海抜14m以上)
※津波浸水想定高10m+余裕高4m
機能等:避難面積約600m
想定避難者数約1,200人
物販・飲食スペース
災害時は一時避難スペース、
防災備蓄庫等で活用し、平常時は
地域交流の場、農林水産物等の物販、
飲食の提供、観光、情報等の配信
に活用
事業費:約12億8百円
事業期間:令和元年度〜令和6年度
施設運営:株式会社土肥ノベーション
(指定管理者)
視察②(株)BASE TRES
所在地:松崎町松崎379-2
平成29年4月に会社設立し、西伊豆の荒廃した古道を自らの手で再生し、マウンテンバイクで山を案内するガイドツアーを開催している。また、海がメインの観光である西伊豆エリアに新たな山のアクティビティを提供している。環境省グッドライフアワード2022特別賞を受賞したほか、世界的ファッションメディア「Vogue」、ドイツの観光情報サイト「trpstr」にも取り上げられる。伊豆半島にある山と海の自然環境を循環させながら、アクティビティや宿泊体験を提供するサスティナブルツーリズムを体現する事業を展開。観光事業を実施しながら環境保全へと還元していく仕組みをつくり、持続可能でありながら成長を続けられる観光サービスを提供していることが評価され「令和4年度 静岡県SDGsビジネスアワード」を受賞した。
視察③JU-ZA CYCLE YADO 南伊豆
所在地:南伊豆町子浦1669
2021年11月にオープン。自転車を安全に保管しながら宿泊したいサイクリストと過疎化が進む南伊豆町両者の問題解決を図るべく、元民宿をリノベーションし、サイクルピットなどサイクリングに必要な機能を完備し、サイクリストに特化した休憩・宿泊施設。「分散型ホテル」というコンセプトのもと、町内の温泉施設や店舗の利用推奨、地場産の食材を用いた朝食スープ企画など、地域還元を盛り込んだ新しい宿のあり方を提案。施設整備にあたっては、南伊豆町商工会「伴走型小規模事業者支援推進事業」を活用。
視察④EAST DOCK
所在地:東伊豆町稲取895
2016年に東伊豆町稲取へ移住。同町の地域おこし協力隊を経て、リノベーション物件運営を通したまちづくりに携わっている。このEAST DOCKは1〜3月の運行期間以外機能しないため空き家同然になっていた東海汽船稲取港のチケットカウンター・事務所を、元の機能を残しつつ、シェアオフィス&宿泊施設へと改修。令和元年にオープン。ワーケーションの推進に取り組んでいる。
視察⑤地元関係者との情報交換会
主たる産業が観光業である伊豆地域だが、半島の南部地域は道路網の未発達によって厳しいのが現状。これは平成後期の時代から変わっていない。今年の8月8日に発表された「南海トラフ地震臨時情報」や8月9日に神奈川県西部で発生した地震、加えて台風の影響もあり、苦戦する観光業の現状聞くことができた。会場となった「ベイステージ下田」は道の駅「開国下田みなと」内にある下田の情報発信・観光拠点であり、地場産品を揃えた海の交流館やお食事処、観光案内所がある。南伊豆のゲートウェイとしての役割を担っている場所での話し合いは、予定時間の60分をオーバーし白熱した。下田市は熱海市や伊東市に比べるとインバウンドに弱い傾向にあり、電車の終着駅であることからその後の二次交通の手配がポイントになること。今年が開港170周年であり、歴史的に有利な点を押し出していきたいこと。また、港湾整備は継続的にお願いしたいことや、屋根付きのイベント会場の必要性を強調する要望があった。2019年と比べて2024年は客数が50%減少していることも伝えられ、ポテンシャルの高さは感じているだけに、県には賀茂全体の底上げをお願いしたいという要望があった。県庁内では「観光」は、文化・スポーツと同じカテゴリーで扱われるが、産業としての位置づけをお願いしたいことや、新たな観光のカタチとしては、防災や医療、環境美化とも結びつけて、下田のブランド化を目指したい点が話された。ハイシーズンのみならず通年で観光客を呼び込む手法を官民連携して協力し、廃墟ホテルを市が買い取って防災拠点にする計画があることや、その場所が開国の舞台となったペリーロード近くであることから、観光と防災を連携させる事例にしたことが述べられ、法的にも金銭的にも県の援助をお願いしたいとの要望ががあった。距離的に遠いイメージを克服するための取組みを問われた時には、まずは伊豆縦貫自動車道路の早期開通が肝心で、駿河湾フェリーの発着場所を土肥だけでなく、田子(西伊豆町)や松崎も追加してもらうことで、伊豆南部地域の魅力を伝えたいという要望があった。
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静岡県立沼津特別支援学校田方分校圃場整備
2024年9月3日(火)
この日は、函南町に在る静岡県立沼津特別支援学校田方分校の圃場整備に参加しました。
元気に生い茂った雑草を抜くのは大変でしたが、皆さんで力を合わせて頑張りました。
9月に入っても気温はまだまだ暑い。
テントの中は尚熱い。
農家さん達の苦労と努力を少しだけ体感できました。
最後に見違えるほどきれいな圃場となりました。
美味しい野菜を作って下さい。
それにしても生徒の皆さんの挨拶や受け答え、作業中の気遣いが素晴らしくて驚きました。
生徒の皆さんの努力の他にも先生方や保護者、生徒の周りを取り巻く大人の皆さんの関わりの賜物ですね。
私も県所管で函南町にある学校なので、少しでもお力になれるように心掛けていきます。
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夏休み学習支援
2024年8月24日(土)
この日は、函南町保健福祉センターの二階でNPO法人このゆびとまれさんが主催する「夏休み学習支援」に参加させていただきました。
函南町内の小学生の生徒さん達を地元の高校に通う生徒さん達が先生となって学習支援を行いました。
この日は、算数で苦手なところを学ぶのが課題となっていて、お昼までは小学校4年生まで。昼過ぎからは5年生と6年生が習いにきていました。
お昼には、日ごろは「こどもの居場所」で提供している食事をいただきましたが、手間と心のこもったとても美味しい料理で子どもの元気がない時にこんな食事をとることができたら身体だけではなく心も満足できそうです。ごちそうさまでした。
お昼休憩の時間を使って高校生の皆さんと急遽ディスカッションする機会をいただきましたが、この企画に参加した高校生の皆さんの将来に向かっての前向きな気持ちや地域貢献に対する考えが聴けてとても元気をもらいました。
ディスカッションの中で『議員』の仕事について話をしましたが「住んでいる地域の議員を知らない」「普段何をしているのか分からない」というご意見が胸に刺さりました。
まずは、興味や関心を持ってもらうために日ごろから地域住人と触れ合うことが重要だと改めて思いました。
NPO法人このゆびとまれさん、この日の素敵な出会いと気づきをありがとうございました。
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柿沢川治水組合要望活動
2024年8月20日(火)
この日は、『柿沢川治水組合要望活動』に地元県議会議員として参加させていただきました。
函南町と伊豆の国市を流れる県所管河川である柿沢川流域に生活基盤を置く地域住民の皆さんは、長きに渡って生命や財産を脅かす浸水被害への不安を抱えています。
これを解消すべく、住民代表者・函南町長・伊豆の国市長・県議会議員とが一緒となり県の各部局へと要望活動を続けています。
今年度は、
1.柿沢川流域排水機場ポンプ設備等のオーバー
ホールによる点検と更新整備
2.排水樋管(きかん)無動力化等に向けた改修
3.柿沢川長崎橋から松の木橋までの低水護岸
整備工事の推進及び松の木橋上流の谷下川
合流部周辺の浚渫
を要望事項としてあげました。
要望先として静岡県庁では、
①静岡県交通基盤部②静岡県農林水産部
③農地局・河川局
沼津市に在る静岡県東部総合庁舎では、
①静岡県東部農林事務所②静岡県沼津土木事務所
に伺い、丸一日の活動となりました。
激甚化する自然災害。これまでの経験や予測が通用しなくなっています。
地域住民の減災・防災のために今回のような要望活動には積極的に協力していきます。
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三嶋大社例祭
2024年8月16日(金)17日(土)
この二日間は、三島市で『三嶋大社例祭』が執り行われ、参加してきました。
16日は、「例祭」、17日は「崇敬会大祭」に参列させていただきました。
三嶋大社から三島広小路駅まで静岡県道22号三島富士線には数えきれない屋台が立ち並び、終日しゃぎりや三島農兵節が披露されて色を添えていました。
自治体維持が危ぶまれるこの時代にこれだけ盛大なお祭りができること自体が素晴らしいことです。
17日は、崇敬会事業推進委員として例祭の準備や流鏑馬のお手伝いさせていただきましたが、これまでただ見るだけだったお祭りも微力ながらスタッフとして関わり学べた体験は貴重な思い出となりました。
お祭りに参加していた方からいただいた写真の中で、農兵節の披露の際、静岡県議のお二人を先頭に会派の垣根を越えた三島市議の皆さんによる議員団が並んでいる光景は、議員目線で何だか羨ましく思いました。
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函南町危険盛土応急対策工事事前説明会
2024年8月15日(木)
この日は、函南町丹那区内にある危険盛り土とされている箇所の応急対策工事の説明会が開かされました。
今年の4月に発表された県の調査結果によると盛り土が崩落する可能性が高いとされ、その土砂が流れる下流域には人家があります。
この地にお住いの皆さんは、当時の工事が安全を担保されるルールに基づいて施工されたのか、台風や線状降水帯の影響がこの地にどのように作用するのか分からないことに不安を抱えて生活しています。
このような工事は意図的なのか人家の少ない場所が選ばれることが多く、不安を訴える声は小さく、行政等に届きにくいといったデメリットがあります。
3年ほど手付かずだった危険盛り土ですが、事業者と県職員による地道な交渉と県による調査結果が証拠となり、この地で暮らす住人の安全安心に向けて動き出しました。
これは県の弛まない努力だけではなく、この裏では住人が減少していく地域にあっても住人同士が力を合わせて解決に向けた努力を続けたから実現したのだと思います。
この日を迎えるまでに県や町、住人代表の皆さまと何度か話をする機会がありましたが、それぞれに立場があり、3年もの期間があるとどこか関係者同心に疑心暗鬼が生じている印象を受けました。
それぞれの立場で考えや主張が違うのは当然で、それぞれが間違っているわけではありません。
でも、不安を抱えて生活している住人の安全安心を取り戻すことが最大の目的です。
そのためには、お互いの主張をぶつけ合うのではなく、それぞれの立場でできることを行い、力を合わせる事が重要だと思います。
不安を抱える住人の皆さんが一日でも早く元通りの生活を取り戻すために、私の活動がその一助となるように頑張ります。
また、声なき声に耳を傾け、小さな声も取りこぼしがないように現場へと出向く活動にもより一層力を入れていきます。と
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函南町戦没者追悼式
2024年8月15日(木)
この日は、函南町福祉センターにて『函南町戦没者追悼式』が執り行われました。
日本の平和と繁栄は戦没者の尊い命の上に築かれたものであることを忘れないように改めて敬意と感謝の念をささげます。
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県道ちょこっと整備
2024年8月10日(土)
この日は、函南町内を走る県道『熱函道路』脇に生い茂ったの雑草を少しだけ刈ってきました。
熱函道路で雑草が伸びに伸びて自動車のドライバー、サイクルニスト、歩行者の視界を遮ってしまう危険な場所があり、県には要望済みで、予算もつけてくれていますが、事業計画時期が夏休み前ではなかったため危険な状態のままとなっていました。
一人で始めたところ、この日の朝にボランティア活動でご一緒していたプロの庭師さん達が、私が草刈りをしていることを聞きつけて駆けつけてくださり、目的の場所はあっという間に整備できました。
作業中にお茶の差し入れをしていただいたドライバーの皆さまありがとうございました。
プロの庭師さんとはそこでお別れし、別の気になった場所の草刈りをしていたら、今度はウチの会社の社員さん達が駆けつけてくれました。
お手伝いいただける皆さん一人ひとりが、映画に登場するヒーローに見えました。
素晴らしい皆さんに囲まれて幸せです。
県としても当然全ての要望に応えることはできません。
何でも行政任せではなく、健全な心身があれば、先ずは自分や大切な人の安全・安心・快適を確保するためにできることは自らが行う。
次に近くにいる人たちと力を合わせる。
これは個人も地域も同じことだと思います。
これをしていれば、行政は優先的に力を貸してくれるような気がします。
町内の草刈りなんかは草刈りの専門ボランティア集団でも結成できたら良いですね。
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こるり引っ越し準備Part2
2024年8月10日(土)
この日は、函南町にある障がい児支援放課後くらぶ『 NPO法人こるり』さんの引っ越し準備をお手伝いしました。
暫く管理されていなかったため少し荒れた庭でしたが、ボランティアでプロの庭師さんにも参加いただき、庭の木を剪定いてくれたのでとても綺麗になりました。
今は木を切る時期ではないということで最低限の剪定としたようですが、庭は風が吹き抜けるようになりとても気持ちが良かったです。
子ども達が気持ちよく施設を利用してくれるかな。
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狩野川東部浄化センター視察
2024年8月9日(金)
この日は、函南町に在る「狩野川東部浄化センター」の視察をしました。
日頃から議員活動でお世話になっている伊豆の国市の土屋源由議員と伊豆市の野田治久議員にも参加いただきました。
狩野川流域東部下水道は、伊豆市>伊豆の国市>函南町の地下に直径180㎝(西部幹線φ1,500~φ1,800・北部幹線φ1,500~φ1,800)の管路が約11.5㎞(西部幹線10,760m・北部幹線700m)も埋設され、この下水道に流れる汚水が函南町に在る狩野川東部浄化センターで浄化されてから大場川に放流されます。
この狩野川東部浄化センターは、事業着手から数えて49年が経過し施設や管路等の老朽化が問題となっています。
その他、大きな問題となっているのが、狩野川流域下水道への雨水の侵入です。
これは、雨量に比例して下水道管路の流量が増えるという調査結果が出ており、本来であれば狩野川流域下水道に接続してはいけない宅地内雨水管が伊豆市・伊豆の国市・函南町それぞれの市町を合わせると356㎞にも及ぶという驚愕的な状況になっているということで、これを一度に改修するのは現実的では無いため、家の建て替えの際などに各市町で地道に指導していく必要があります。
伊豆市・伊豆の国市・函南町にお住いの全ての方に知っておいていただきたいのは、大雨に見舞われると東部浄化センターの処理能力の2倍近くの水が流れ込むため、東部浄化センターではその水を受け入れきれず、函南町の塚本区・間宮区・肥田区・仁田区・新田区では、マンホールまわりの道路舗装陥没、汚水桝からの溢水(いっすい)、宅内排水設備の逆流といった被害に長年苦しんでいる方達がいるということです。
また、台風や線状降水帯による内水被害に遭った場合、汚水の溢水が起きれば、感染症の公衆衛生上の問題や公共用水域の汚染などの問題にもなります。
函南町で苦しんでいる方達のために、各市町での地道な改修指導の他、皆で力を合わせて新たな改善施設を計画する必要があると考えます。
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地震発生時の準備のお願い
8月8日、16時43分頃に、日向灘を震源とする地震が発生し、気象庁が調査した結果、南海トラフ地震の想定震源域で、モーメントマグニチュード7.0の地震が発生したと評価されました。
過去のデータでは、モーメントマグニチュード7.0以上の地震が発生した1,437 回の事例のうち6回の事例で、「7日以内」に、モーメントマグニチュード8クラス以上の巨大な地震が発生しています。
このデータには、平成23 年の東北地方太平洋沖地震が発生した2日前に、モーメントマグニチュード7クラスの地震が発生していた事例が含まれます。
このことから静岡県を含む南海トラフ地震の想定震源域では、大規模地震の発生可能性が平常時に比べて高まっていると考えられます。
今後、もしも最大規模の地震が発生した場合、県内の広い範囲で強い揺れや、高い津波が発生するおそれがあります。
このため、8月8日19時15分に、気象庁から、「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)」が発表されました。
静岡県では大規模地震の発生可能性が平常時に比べて高まっていることから、県民の皆様には、「日頃からの地震の備えの再確認」及び、「地震が発生したらすぐに避難するための準備」をお願いします。
具体的には、
・地震発生後に避難する場所や避難経路を再度
確認する。
・地震の揺れで落下する危険があるものを移動
させる。
・常に家族の居場所を把握しておく。
・家族との集合場所を確認し合う。
・避難時の持ち出し袋を玄関に置いておく。
・寝る時は枕元に靴や財布などを置いておく。
・お風呂に水を常に貯めておく。
といったように、皆様の状況に応じた準備をお願いします。
また、安全な地域に住む親戚など頼れる人がいれば、念のための避難も考えて下さい。
なお、このような不安や緊張が高まった社会状況においては、デマや、うわさ話などの根拠のない情報が広まる事が多く、注意が必要です。
特に、「地震の発生日時を予知した」といった類いの情報が拡散される恐れがありますが、現在の科学技術では、いつ、どこで、どのような大きさの地震が発生するか、を予知することは出来ませんので、予知に関する情報は信じないようにしてください。
見聞きした、不確かな情報は、すぐに他人に伝えたり、SNS等で拡散しないで、まずは、公的機関など、信頼できる発信元からの情報かを確認してください。
今後は、報道機関や公的機関から発表される最新情報を確認いただくとともに、巨大な地震に注意しつつ、落ち着いて行動するようにお願いします。
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有機農業推進協議会丹那視察
2024年08月08日(木)
この日は、有機農業の見学会が行われました。
見学先となったのは、県内外から年間20万人がおとずれる体験型の農場「酪農王国オラッチェ」さん>約140頭の牛を飼育している「片野牧場」さん>県内最大級のふん尿処理施設である「函南町堆肥生産プラント(丹那地域堆肥生産利用組合)」さん>丹那で減農薬に努めている「神尾ファーム」さん>函南町立丹那小学校が野菜栽培収穫体験を行っている圃場でした。
私は所用があり途中参加となりましたが、説明者の皆さんそれぞれの立場から『有機農業』が選ばれるための建設的な意見を聞いていると函南町の新たな魅力が創造されていくようで大変心強かったです。
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リモコン草刈り機デモ
2024年08年08日(木)
この日は、静岡県の河川整備支援事業である「リバーフレンドシップ(リバフレ)制度」の特典となっている『リモコン草刈り機』のデモンストレーションが、来光川の河川敷で行われました。
昨年度、リバフレに加入いただいた区の代表者の皆さまの他にも日ごろ県河川を整備いただいている区の代表者の皆さまにも参加いただきました。
「百聞は一見に如かず」。草刈りの大変さを身に染みて分かってる皆さまだからこそ、リモコン草刈り機の性能にびっくりしていました。
デモンストレーション後にはリバフレに加入いただいている区より早速リモコン草刈り機の予約があり、リバフレ加入を検討している区も前向きに考えてくださるということでした。
地域の未来のために、やってくれる人に任せきりではなく、その地域で暮らす住人同士が少しずつ力を出し合って実現する環境整備の支援に力を入れていきます。
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ヴァンジ彫刻の森美術館視察
2024年08月05日(月)
この日は、駿東郡長泉町のクレマチスの丘の一角に在る「ヴァンジ彫刻の森美術館」の視察に行ってきました。
ヴァンジ彫刻庭園美術館はコロナ禍で経営難に陥り、2023年9月末で閉館後に県に譲渡されましたが、県の公的施設として再生し、官民連携によるクレマチスの丘全体を県東部の文化拠点に保っていくことを目標としています。
美術館が運営されていたころに個人的に何度が訪れたことがありましたが、現在は最低限の維持整備しかなされていない分、当時感じた洗練されたイメージとは大きく異なっていて残念でした。
作品の作者であるジュリアーノ・ヴァンジさんは、残念ながら今年の3月26日に93歳でお亡くなりになっており、幸か不幸か作品の価値は上がるのかもしれませんが、作品の中には固定されて動かすことができない作品もあり、可能であればこれまでとは全く異なる施設ではなく、美術館が閉館するまで積み重ねてきたこの施設の魅力とその存在を更に活かし、多くの人たちに選ばれる施設として生まれ変わることを期待したいものです。
施設内の美術館・物販店舗・飲食店の厨房等の建物や設備は綺麗なままですが、広大な公園を維持管理しながら運営することが課題ということでした。
官民で力を合わせ、一日でも早い運営の再開を応援します。
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第35回かんなみ猫おどり
2024年8月3日(土)
この日は、川の駅伊豆ゲートウェイ函南にて函南町観光協会主催による「第35回かんなみ猫おどり」が開催され、来賓としてお招きいただきました。
猫おどりは、夜になると人間の言葉を話し、踊る猫という函南町の軽井沢に伝わる民間伝承をもとに丹那地区で長年行われていたお祭りでしたが、近年になって函南町商工会青年部が町おこしの一環として町全体のお祭りとして企画したことをきっかけに大型化し今では町を代表する大祭となりました。
会場では様々な催しや沢山の出店が並び、ここ最近では見たことがないほどの沢山の人が訪れており大変盛況でした。
フィナレーの花火も狩野川を挟んだ対岸から約2,000発の花火が打ち上げられすごい迫力でした。
猫おどりに訪れた皆様には、来年の猫おどりを楽しみにしていただいたり、この日を切欠にこれまで知らなかった函南の魅力を知っていただけたりしたら嬉しいですね。
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ふれあい親子会議教室
2024年8月1日(木)
この日は、静岡県庁で「ふれあい親子会議教室」が開催されました。
ふれあい親子会議教室は、静岡県の小学校4~6年生の児童が夏休みの社会学習の一環として県議会の役割や仕組みについて学習し、議場探検や議員との交流を通じて保護者とともに県議会に関する知識を育むことにより、県議会をより身近なものに感じてもらうために実施しています。
このプログラムの中で私は「ふれあいトーク」に参加しましたが、子ども議員の皆さんからビシビシと厳しい質問を受けてタジタジ・・・あっという間の楽しい時間でした。
子ども達が分かる言葉を使って分かり易く伝えるという難しさを体験しましたが、普段から難しい言葉や言い回し、専門用語等を使って答えようとする事には気を付けなければいけないと改めて勉強になりました。
子ども達にとって夏休みの忘れられない思い出となり、いつかの日か日本を背負って立つ議員を目指していただけたら嬉しいですね。